おいけらーめん さまた
おいけらーめん さまた
昭和34年、御池通間之町に一台の屋台が現れた。界隈の家族連れもが続々とやってくる、伝説の銘屋台「御池ラーメン」である。昭和63年、四代目を継いだのが三代目の実弟・佐俣昌和さん。「それまでは利用してた側でしたから、まさか自分がやることになるとは(笑)」。だが平成8年、烏丸御池地下街の工事着工と、屋台の老朽化が重なり閉店。その後、先斗町「山とみ」で復活を期して働いた。そして平成17年、「御池ラーメン」の看板は突如、烏丸寺之内に揚がる。屋台ではなく路面店での復活に、物足りない往年のファンもいるかもしれないが、ご安心を。「そのうち始めたいとは思ってます。営業許可証はまだちゃんと持ってますから」。完全復活は、少しずつ、少しずつ…だ。
「だいたい夕方の6時から8時ぐらいはヒマなんですわ。その間のメニューにと思ってね(笑)」。「砂ズリ塩焼」400円、「揚げ出し豆腐」400円は日替わりの、「鳥唐」300円、「餃子」250円は定番の、「山とみ」時代に身に付けた至上の一品。ビールのお供に
■京都市上京区烏丸通寺之内上ル
相国寺門前町647番地9
075・441・2570
11:30~14:30
17:00~22:00/火休