ラーメン藤 本店
京都のラーメン通に、聞きました!
オチを知ってても見入ってしまう名人芸のごとく
「仕事で京都を出るときは、高速に乗る前に必ず食べる」と鈴木誠一さん。
京都ラーメンの四天王の一、創業37 周年を迎える「藤」も大きな位置を占めている。
「どんなラーメンが今は流行ってるの?」なんて会話を常連客とすることも多いという店長の田代さん。
だがどんな会話をしたとて、厨房でやることは変わらない。気になったら、即味見。
「レードルで計っても、決めている味のラインに合ってても、色や脂の乗りを見て、少しでもおかしかったらスープの面倒を見ます」。
忙しくても、ヒマでも、名前を汚さないように、先輩から教わったことを愚直なまでにくり返す。
口伝の名人芸のようなものである。
やすきよや阪神巨人の漫才は、オチを知っていても必ず笑える。
ラーメンも同じなんじゃないだろうか。
何度食べても、必ず美味い。
世の中にはそんな味がある。
鈴木さんにとって、この味がまさにそう。
ちなみに鈴木さん、無類のお笑い好きである。
フォトグラファー
鈴木誠一 さん
ハリー中西を師に持ち、美食の限りを尽くすフォトグラファー。
高価な料理ばかりでなく、いわゆるB級グルメも大好きで、
好きな料理ベスト3は「ハンバーグ」「トンカツ」「コロッケ」
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