ラーメン荘 夢を語れ
ボリューム大のラーメンを前に、
空きっ腹を満たし夢を語れ。
高校卒業後、芸人という夢を持った青年は生まれ育った滋賀を離れ、東京へ向かった。その舞台生活の中、空きっ腹を満たしてくれたのが、東京で一大勢力を誇る「ラーメン二郎」だった。二郎の虜となった客を「ジロリアン」と呼ぶそうだが、彼もいつしかその一人となり、果ては二郎の血筋のひとつ「ラーメンマルジ西新井大師店」の店長となる。そして3年半の店長修行の後、この一乗寺へ独立出店。「独立するためにの条件として、自分で『有名店の隣ではやらない』と決めていたのに、物件を見に一乗寺に来てみたら天天有さんの隣だった(笑)」。
「事情知らず・怖いモン知らずでした」と店主の西岡さんは自嘲するが、生来の人当たりの良さもあり、界隈のラーメン店との交友関係も築き上げた。かつて描いた夢とは向きが変わったが、ラーメン店主としての道を着実に進み始めた。さて、あなたはここでどんな夢を語るのか?
■京都市左京区一乗寺
西杉ノ宮町48-1
075・724・5995
18:00〜24:00
日11:00〜17:00/月休