三千院の”初午大根焚き”の出汁を買え!
大根の煮たものを・・・「おだいのたいたん」という。
これは京都の習わしである。その「だいこだき」もいろいろとあるが、
2月にあるのが大原三千院の「初午大根焚き」である。
その「大根焚き」は、どんなのかというと・・・
例年は4000本の大根が使われ1万食が参拝者に無料で振舞われる。
拝観料が700円だから・・・7,000,000円の大根焚き効果があるということになる。
加えて・・・。下世話な懐勘定はよそう。
直径1メートルの大鍋で炊かれる大根は旨い。
寒風にさらされ、焚火の暖でいただくだけでも、熱々の大根焚きはおいしいものだ。
ところが、出汁も粗末なものではなく、料理屋顔負けの味で良い。
それもその筈、置かれていたペットボトルのラベルに、覚えのある「味工房 志野」の文字が・・・
「初午大根焚きのだし」とあった。
大原の太い大根に、大原のドレッシング志野のだし。
飛び切りの旨さなるわけである。
金色不動堂の前庭で行われる「だいごだき」は、不動明王の祈祷がされている大根が使われる。
三千院の大根焚きは、みなさんの舌にも「幸せを呼ぶ初午大根焚き」となるだろう。
その大根焚きの出汁が、ここで買い求められるのだ。
立ち寄らない手はない。
呂川沿いの表参道にある「 味工房志野 」さんのお店で販売している。
裏参道を往復してしまったら買えないことになる。
この冬、自宅でもう一度「三千院の初午大根焚き」の味が味わえる塩梅となる。
コラム/ 早春の大原に、幸せを呼びに行きました
■開催場所:三千院金色不動堂前広場
京都市左京区大原来迎院町540
■開催期間:2018/2/9~2/12 8:30~16:30
■拝観料金:一般 700円 ※大根焚きは無料
■お問合せ:.075-744-2531
■URL :http://www.sanzenin.or.jp/