涼しげなこんな器に盛り付けたい/クリスタルガラス
夏といえばガラスの器でいただきたい。
ひと目で気に入った。これ一つあるだけで、何にでも重宝する。
盛りつける食べ物を美味そうに見せる魔法がある
ひと目で気に入った。これ一つあるだけで、何にでも重宝する。
盛りつける食べ物を美味そうに見せる魔法がある
切子ガラスの大鉢とあわせて飾り皿を使うと、冷やし素麺も一層美味くなる。
塗りの椀とも合わなくない。コントラストがかえって更に涼感を増すようだ。
こうなるとやりすぎだろうか。透明の蓋つき椀には何を盛り付けるとよいだろうか。
この切子三段重をどうしても手に入れたくなったが、ここでは叶いそうにない。
値札も付いていない展示品である。ついていれば・・・なお更尻込みするだろうが。
値札も付いていない展示品である。ついていれば・・・なお更尻込みするだろうが。
線が非常に細かくカットされ、光の反射を最大限活かした煌めきを見せている。
これを彫るのに、どれだけの正確さと集中力が注ぎ込まれたのだろうか。
その難易度は、それに相応しいキラキラと光る柄が物語っている。
もうお分かりだろう。種明かしをしよう。ここは食器売場や百貨店の催し会場でない。美術館の中である。
明7月9日より開催される「アメリカ古代文明 人 自然 精霊」展と同時期企画展示されているブースである。
節電要請の声高い今夏、涼しげに視覚に訴えたガラスの企画展示が行われている。
節電要請の声高い今夏、涼しげに視覚に訴えたガラスの企画展示が行われている。
前出のような展示の楽しみ方で鑑賞させて貰ったが、とんでもない不届き者と叱られるのだろうか。
小生の暮らしの中に生きる美術工芸品は、見て感動し、想像を膨らませ、
伴に生きていることを実感したときに味がでるものだと考えている。
小生の暮らしの中に生きる美術工芸品は、見て感動し、想像を膨らませ、
伴に生きていることを実感したときに味がでるものだと考えている。
それが芸術の息吹だと思っている。
だから、類似品を探して、何を盛り付けようかとばかり思って鑑賞していた。
美術館には、それぐらいラフに出かけるがよい。
Glass: Embracing Summer
MIHO MUSEUM
〒529-1814
滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
TEL: 0748-82-3411
http://www.miho.or.jp/japanese/index.htm