寒いとき”栖園”の善哉が誘惑 /京都大極殿本舗
暖簾が替えられている。
普段は「大極殿」の大きな暖簾だが、季節の変わり目には、
「ハッ!」と目を惹くものが掛けられている。
普段は「大極殿」の大きな暖簾だが、季節の変わり目には、
「ハッ!」と目を惹くものが掛けられている。
それは朝顔だったり、雪んこだったり・・・・・。
どれも写真に撮っているだろうから、探して次は暖簾ネタで書いてみよう。ここは、小生御用達 甘味処栖園(せいえん)である。
ご近所の栖園さんは、和菓子「大極殿本舗」の直営で、
明治18年創業の歴史を持つ町家が一際の風格を見せいる。
入口に今日の和菓子がディスプレーされているが、
こう冷えてくると食べたくなるのが善哉である。
ここは奮発してでも、「栗ぜんざい 1,000円」を注文すべきだ。
栗が嫌いなら、栗を残してでも、栗ぜんざいがいい。
なぜなら、800円のぜんざいよりも碗の大きさが違う上、
香ばしくふっくらしている、最高に旨い焼餅二つも、塩昆布も、矢野園の煎茶も同じだ。
しかし、大粒丹波大納言の量が圧倒的に違う。
大粒丹波大納言がふっくらふんわりと沈み、透き通った小豆汁のなかで、
「丁寧に炊かれています」と言っているようだ。
口の中でホロリと崩れる。
舌の奥の両脇に蕩ける様な甘味が広がる。
大粒丹波大納言、実に旨し。
大極殿 六角店 甘味処 栖園
京都市中京区六角通高倉東入ル南側
営業時間:10:00~18:00(販売は9:00~19:00) 定 休 日:水曜日
総 席 数:20席
お問合せ:075-221-3311
FaceBookPageは・・・こちら https://www.facebook.com/kyotocf