北白川でインド料理2000円の夕飯
コインパーキングの駐車料金を払ってくれる店があると聞いたから・・・入ったところがインド料理店であった。
京都にはインド料理が食べられる店は37店あるのだが、エスニック・アジア料理で180店あることからすると、韓国・中国を別ものにすると、シェアが2割強だから圧倒的に多い方になる。
表の看板に「本格インド料理 AJANTA」とある。祇園や東堀川にあるAJANTAと同系列の姉妹店だろうか・・・。
どうでもよい。兎に角腹に何か入れなければと入店する。
メニューが出される。分かり難いメニューなのか、小生が馬鹿なのか。
煩わしいので、セットメニューとしたが、まだ何か選べと、たどたどしい日本語で聞いてくる。
選択肢がすっきりと書かれていない。( 内心なんでもいいから持ってこい!と言いたかった。)
フレンチやイタリアンのように、洗練されたサービス体制やマニュアルがないのだろう。
2000円と1600円の込み込みのセットメニューにして、選べというから選んだのが・・・・・タンドリーチキンとサモサ。
カレーのシチューは・・・チキン/じゃがいもと野菜/ほうれんそうを選らんだ他に、マトン・豆などいろいろとあったが・・・どうでも良かった。
そして、ナンかライスかと聞かれ・・・ナンと。
さっさとしてくれ! 腹が減って苛立ち気味がわからないのか!(シェフのおまかせセットを作っておいてくれ!)
インド料理は何年ぶりだろう。
インド料理があって、エスニックに暫くはまり、タイ・ベトナム・ネパールと食べてきたが、香辛料などは大好きなのだが、総じてむせ返るような独特の東南アジアの臭いは苦手で、どうも生理的に受け付けないようである。
海外を除くと、かれこれ10年は食べていないかもしれない。
減らず口を叩いたが・・・・・なかなか美味い!
最初に出されたのが・・・香辛料でハラハラする人参スープである。
ポット入りで運ばれ、全部飲み干し、ポットのお代わりまでして貰った。
そして、タンドリーチキンとサモサがやってきた。
これまた美味い!
タンドルでしっかりと焼かれた、この香ばしさといい、かりかりとした中身のチキンの柔らかさといい、合格である。
サモサはもう少し香辛料を効かせたほうが味が締まるように思う。
さて、次がメインのナンとカレーである。
ライスはやめてナーン、コーヒーはやめてチャーイ。自然な選択である。
ナーン (???)とは、 醗酵させた小麦粉の生地を木の葉状に焼いたパンであるが、タンドゥールと呼ばれる窯で焼くのが正式のタンドゥーリー・ナンだ。
AJANTAのナーンはそれで、だから美味しい。
仕上げにはチャーイ、インド式に茶葉を煮出して作る甘いミルクティー。
香辛料が入ると・・・。マサーラー・チャーイ。このセットは普通のチャーイだった。