九条山から東山ドライブウェーを上り、将軍塚展望台の駐車場車を留め、青蓮院門跡大日堂へ向い、1~2分歩くと・・・この門である。

将軍塚まできて、500円の拝観料を惜しんではいけない。
このなかの庭園は、何度も訪ねたくなる場所である。

ブログでは紹介しきれない見場所が盛り沢山である。
桓武天皇が下見にこられて、平安京を山城国のこの盆地と置くと決心された場所である。
近代では、大隈重信、東郷平八郎などなども足を運んだところだ。

境内の庭園は広く、雑木林のように桜と椛が植わり、散策路を順路に沿い歩く。

展望台が二箇所あり、この紅しだれの先と、背後である。
その眺望は、自身の目で見ていただくことにして、例に留めよう。

例えば、鴨川。　植物園西の半木の道の紅しだれが赤くぼんやりうかがえる。

あるいは、平安神宮。神苑の紅しだれが満開だ!

生憎の曇り空の日でも充分楽しめる。晴天なら・・・

紅しだれにタンポポ、三つ葉つづじが咲き出しているというのに、今年は梅の香りも芳しい。

順路に沿って歩くごとに、ベンチなど休憩場所が用意されている。
腰を下ろすと、長閑な庭園は時を忘れさせる。

将軍塚の傍に建つ鉄骨三階建ての展望台へ向う。

割愛したが、この高さからの市内の眺望はいい。京都タワーから吉田山、比叡山まで。
石仏大日如来の安置される大日堂は桜の海原に浮かぶようである。

午後から半日過ごし、結果、福徳門の閉まるまで滞在していた。