• CF!歩み
  • 記事検索
  • aboutus
    京都cf!
    • イベントカレンダー
      • イルミネーション
      • 今日あすのイベント
    • ニュースな街ネタ
      • アートイベント
      • グルメイベント
      • ランチ
      • 京菓子・スイーツ
      • 京料理
      • イベント・催事
      • ビジネスニュース
      • 花暦花便り
      • エンタメ
      • ショップ
      • スポーツ
      • 近場でおでかけ
      • 町角のネタ
    • CF的グルメ
      • 京都ラーメン学
      • ラーメン・つけ麺
      • そば・うどん
      • カフェ・コーヒー
      • パン・サンドイッチ
      • 洋食・欧風料理
      • スペイン料理
      • イタリア料理
      • フランス料理
      • ベトナム料理
      • 中華料理
      • 和食
      • 定食・食堂
      • 居酒屋・ダイニングバー
    • 京都人・コラム
      • 五所光一郎:コラム京に癒やされ
      • 五所ブログ:烏丸かわら版
      • 谷口年史:京都ミステリー紀行
      • 木村英輝
      • 高見重光
      • 東郷一重
      • 番外インタビュ
    • 音街京都
      • 京都のライブハウス
      • ClubScene
      • Mojo West Chronicle
      • Mojo History
      • 京都系アーティスト
      • 京都系新人
    • 祭・季節
      • 梅名所 京都
      • 節分祭
      • さくら名所・名木
      • 葵祭
      • 祇園祭
      • 時代祭
      • 洛中洛外観月ポイント
      • 紅葉の特別拝観
      • イルミネーション

    京に癒やされ

    京の秋祭 / ずいき祭

    西ノ京の京野菜御輿といえる

    春なら七草粥で無病息災を祝うわけだが、秋の七草は食することができない。
    紅葉にはまだまだ間があるので、秋の七草を眺めて楽しんではいるが、10月の声を聞くと、そろそろ七草の花も盛りを過ぎてくる。
    木々になる秋の味覚が気になるが、如何に過ごそうかと暦を捲ると、秋祭りが酣である。

    早速に、氏子町の西ノ京へ出向き、「ずいき御輿」の巡行を見物した。
    「ずいき祭」は、京都に秋の訪れを告げる、北野天満宮の五穀豊穣に感謝する農業祭である。(10/1〜10/5)

    ずいき祭の還幸祭は別名「おいでまつり」と言われている。 他の祭りでは「神幸祭をおいで、還幸祭をおかえり」と呼ぶのだが、ずいき祭では還幸祭を「おいでまつり」と呼ぶのである。
    尋ねてみると、「大宰府で御隠れになった菅原道真公の御霊が、神様として初めて北野の地においでになるからや」、という。
    つまり、御鎮座の由来を再現するという意味から、そう呼ばれているようだ。

    神事の還幸祭の神輿と氏子のずいき御輿は、お旅所からそれぞれに別順路を巡行し、上七軒街を経て北野さんの東門へと向かう。そして、神輿は北野さんに上り、ずいき御輿はお旅所に還るのである。

    氏子の手で作られるずいき御輿は、まさに京野菜御輿とも呼べる姿で確かに一見の価値がある。

     

    まず、ずいき(里芋の茎)で御輿の屋根が葺かれている。御輿の各部はすき間もなく、赤ナス、南瓜、かしら芋、赤唐辛子などの京の穀物、野菜で埋め尽くされ、おまけに乾物類もある。湯葉、麩などだ。乾燥した金盞花(きんせんか)の花も四隅にびっしりと取り付けられていた。

    氏子地域である「西の京」は、その昔京野菜の畑地であった。
    かつて北野祭(8/4)にお供えとして奉納されていた野菜が、江戸時代慶長年間に、その豊作の感謝を一基の御輿として作り飾られた。これに端を発しずいき御輿が作られ、氏子の手で秋のずいき祭が行われるようになったらしい。

    京都三大祭の一つの「時代祭」も10月22日に控えているが、この秋観光用の祭とは二味も三味も違った、京の秋の祭を探訪してもらいたい。これぞ京都人の祭といえるものが目白押しである。

    その祭りには、その地域に住まう者の心と熱が感じ取れるからだ。

    例えば、
    10/1〜10/9御香宮神社(京都市伏見区)の神幸祭 /
    862年に境内から湧き出た香りよい水に、清和天皇が「御香宮」と名づけられました。この清泉は「名水百選」に認定されている。

    10/10
    広隆寺(京都市右京区太秦)の牛祭 /京都三大奇祭のひとつである。22日の鞍馬の火祭と並び、この月は二つの奇祭に出逢える。(奇祭牛祭とはいえ数年来牛の姿はなくなっている。) 広隆寺は聖徳太子建立七大寺のひとつで、京都最古の寺院である。

    あとはお調べいただきたい。

    ところで、祭帰りの手土産に、「粟餅所(あわもちどころ)・澤屋(北野天満宮前西入南側)」の粟餅を選んだ。

    粟餅はきなことこしあんの二味で、やはり出来たての味わいは格別でした。
    粟(あわ)のぷちぷちっとした歯ざわりもさることながら、搗き立てのお餅なので心地よい柔らかさである。

    因みに、「澤屋」は創業320年の老舗で、当代森藤與八郎さんは12代目である。
    1630年頃発刊の「毛吹草」には、山城名物は「北野粟餅」として諸国に紹介されているという。ご賞味あるまいか。

    栗餅ではない、粟餅である。

     

     

    北野天満宮
    http://kitanotenmangu.or.jp/

    和菓子に見る京/粟餅澤屋(京都新聞社)
    http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/wagashi/w-06.html

    太秦牛祭
    (国際日本文化研究センター)
    http://www.nichibun.ac.jp/meisyozue/kyoto/page7/km_01_301_f1.html

    おいでまつり, ずいき御輿, 京野菜御輿, 北野天満宮, 北野祭, 北野粟餅, 広隆寺, 御香宮神社, 御香宮祭, 時代祭, 森藤與八郎, 澤屋, 牛祭, 菅原道真, 西ノ京, 鞍馬火祭り80375 : 141002

    Related Posts

    京に癒やされ /

    狸谷不動院 千日詣り火渡り祭

    京に癒やされ /

    どこで愛でるか花菖蒲 その2

    京に癒やされ /

    どこで愛でるか花菖蒲 その1

    菖蒲の節句とちまき

    京に癒やされ /

    菖蒲の節句とちまき

    京に癒やされ /

    菖蒲の節句発祥の地 藤森神社

    ‹ 安倍晴明 / 王権と陰陽師 › 京のお伊勢さん 日向大神宮

    記事分類

    • ニュースな街ネタ (5,159)
    • 紅葉 (66)
    • イルミネーション (92)
    • 伝統文化・歳時 (685)
    • 京都さくら散策 (230)
    • 祇園祭 (53)
    • 観梅 (34)
    • CF的、京都グルメ (483)
    • 京都ラーメン学 (24)
    • コラム (1,296)
    • 京都サブカル小論 (8)
    • NAKED Eyes (4)
    • REAL FACE (35)

    タグ

    MIHO MUSEUM さくら名木古木 アサヒビール大山崎山荘美術館 アンスティチュ・フランセ関西 ライトアップ 三室戸寺 上賀茂神社 下鴨神社 京都水族館 京都系 京野菜 伏見稲荷大社 八坂神社 北野天満宮 千本釈迦堂 城南宮 壬生寺 大覚寺 嵯峨釈迦堂 平安神宮 平清盛 新風館 日本酒 清水寺 無鄰菴 特別公開 知恩院 神幸祭 節分 紅葉 若冲 葵祭 観梅 豊臣秀吉 還幸祭

    Back to Top

    ClubFame & 京都CF! http://kyotocf.com