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    京に癒やされ

    粟田大燈呂 ねぶた祭の原点か

    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    夜渡り神事は粟田神社大祭の宵宮である
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    拝殿の粟田神輿
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    十二燈(じゅうにん)に灯りが点る
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    夜渡り神事に松明の禊ぎ
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 青蓮院 牛頭天王
    僧侶が夜渡り神事の巡行を待つ
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    神宮道を瓜生石に向かう先導のふれ太鼓
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    百八十年ぶりに復活した粟田大燈呂の巡行
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    さまざまの造り物ありて衆人の目を驚かす/神一重
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    八岐大蛇/復活した粟田口の風流
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    出世えびす/復活した粟田口の風流
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    牛頭天王/復活した粟田口の風流
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 瓜生石 知恩院 牛頭天王
    祭事「れいけん」の神官と僧侶
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 瓜生石 知恩院 牛頭天王
    瓜生石前の祭壇
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 瓜生石 知恩院 牛頭天王
    れいけん
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 粟田神社 牛頭天王
    剣鉾・ナリカン・十二燈も練り歩く
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 瓜生石 知恩院 牛頭天王
    神仏習合の祈りと祀りはトランス状態へと
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 瓜生石 知恩院 牛頭天王
    貴賎群集することおびただし。誠に一大壮観なり。
    粟田神社大祭 粟田大燈呂 夜渡り神事 瓜生石 知恩院 牛頭天王
    知恩院黒門前に居並ぶ粟田大燈呂

    小京都はあるが小京都祭はないなぁ

    あれから10年。その夜、粟田神社大祭の夜渡り神事(宵宮)に、百八十年ぶりに復活した粟田大燈呂の巡行を、目の当たりに見た。
    その時、粟田口から出発した粟田大燈呂に、東北ねぶた祭のルーツを感じ取った。

    平成20年10月12日。新聞報道で、東北の夏の風物詩「青森ねぶた祭」にも似て、との表現があったが、とんでもないと思っている。それは巨大化した市民祭で、全国的にメジャーになっても、京の祭が発祥で、似せて作られたものである。

    そもそもねぶた祭とは、津軽為信が京都において、豊臣秀吉に「津軽の大灯籠」を披露したことに端を発する。その後、当地津軽で行事化したのは、文禄二年(1593)以後のことである。

    ねぶた祭の起こりに定説はないようだが、駒方提灯の灯りや祇園囃子、曳き方、車方などに、類似点が見られるところから、大方祇園祭宵山が源流であるとされている。
    勿論、穢れを禊ぎ払いする信仰が基本になっていることは共通で、言を待たない。

    京の都の祭文化が、変遷をしながらも全国各地へ広がっていることは誰もが認めるところである。祇園祭山鉾や葵祭風流傘などはその最たる例である。
    ねぶた祭なども、日本海側づたいに巡り、津軽、東北へと,その文化が運ばれたのである。
    思い起こせば建都千二百年祭の折に、全国の祇園祭に縁のある祭が集まったことがあった。その時、あとの祭(花傘巡行)に、ねぶたも参加していた。

    さて、粟田大燈呂について、粟田神社が文献に残るものを紹介している。
    一つは、戦国の公卿山科言継の日記である「言継卿記」の永禄十年(1567)七月二十四日に記されている内容である。

    「粟田口の風流が吉田へ向かうということを聞きましたので、夕方に吉田へ向かいました。大きな灯呂が二十あり、その大きさはおよそ二間(3.6m)四方もあり、前代未聞のことで大変驚いた。」(粟田神社口語訳) 。

    も一つは、青蓮院文書「華頂要略」に記されている「夜渡り神事」の下りに、
    「年毎の祭礼に・・・供奉(ぐぶ)に氏人 灯篭をともして、神輿に先行すること数百。さまざまの造り物ありて衆人の目を驚かすにより、貴賎群集することおびただし。誠に一大壮観なり。」と。

    これらに従い、絵図に残らない大燈呂を、京都造形芸術大学の手で復活させたのである。
    この時作られたのは、牛頭天王・八岐大蛇・神一重・出世えびす・牛頭天王と剣鉾の五基である。

    復活した粟田大燈呂を伴った夜渡り神事の行列は闇夜を進み、松明、十二燈(じゅうにん)の灯りに加った大燈呂は、楠の大木に覆われた神宮道通を浮かびだし、知恩院前に向かった。

    知恩院黒門前の瓜生石での祭事「れいけん」は、神仏習合した祓い、法要が、松明と十二燈、粟田大燈呂五基の灯りのもと行われた。
    続いて、先導、神職、僧侶、剣鉾、神輿担ぎ、太鼓、十二燈など一列をなし、石柱で囲われた瓜生石を三周回るのである。
    回りながらの囃す様は、貴賎一体となっての願いの姿である。各々が発する祝詞や囃子声は、まるで音霊のように交じり合い、トランス状態を思わせる。

    そして、「オォオゥーー」、「じゅうにんでホィッ、 ホィッ ホィッ ホィ」、「ホイット ホイット」などの声音が耳に残った。正に御霊会の姿を見たようである。

    その瓜生石とは、牛頭天王が瓜生山に降臨し、後再びこの石に来現し、一夜のうちに瓜が実り、その瓜の表面には「牛頭天王」の文字が記されていたと語り継がれている石である。そして、この祇園の地に牛頭天王を祭る祇園感神院(876年祇園寺建立)が創建され、牛頭天王の神霊を移すその瓜を納めた(860年)場所には祇園感神院新宮を設けた(876年)という。
    その後明治時代になり、神仏分離令によりその祇園感神院が八坂神社と、祇園感神院新宮が粟田神社と改称され、今日を迎えている。

    その粟田神社と八坂神社の祭神は素戔鳴尊(すさのおのみこと/牛頭天王)で、神紋も共に木瓜紋と三つ巴紋である。つまり、表裏一体と言って過言でない。
    更に、祇園祭の山鉾の原型は神泉苑に立てられた66の鉾(869年)であり、粟田神社の剣鉾などに残るものと同様なのである。

    ねぶたのルーツが、その剣鉾に伴って行列していた大燈呂か、剣鉾の山車が巨大化した祇園祭の山鉾かは、誰一人として証明していない。しかし、瓜生石でのれいけん祭と粟田大燈呂の夜渡り神事に立ち会えば、ねぶたの原点が粟田大燈呂にあると、誰もが信じざるを得ないと小生は確信する。

    青森ねぶた ねぶたの由来・変遷
    http://www.nebuta.or.jp/

    瓜生石 浄土宗総本山知恩院
    http://www.chion-in.or.jp/04_meiho/fus/ury.html

    粟田神社
    http://www.awatajinja.jp/

    粟田祭 夜渡り神事行列に粟田大燈呂が復活。烏丸かわら版
    http://blog.livedoor.jp/rockkakudo/archives/51097756.html

    ねぶた祭, 八坂神社, 剣鉾, 津軽の大灯籠, 津軽為信, 牛頭天王, 知恩院, 祇園感神院新宮, 祇園祭山鉾, 粟田大燈呂, 粟田神社, 花傘巡行, 葵祭風流傘, 豊臣秀吉80660 : 131010

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