京の白粥、大和の茶粥。
サラッと炊いた熱々のお粥さんのまろやかな味と香り、味わい深い。
今でも二日酔の朝は格別で、体をやさしく労わってくれる。
奈良にきたなら・・・うーーーん何を食って帰るか!? 流石に鹿肉とはならない。
◆大和の茶がゆ ◆奈良茶飯 ◆柿の葉寿司・朴の葉寿司 ◆めはり寿司 ◆もみうり ◆柿なます ◆田楽 ◆ごま豆腐 ◆にゅうめん ◆奈良のっぺ ◆かしわのすき焼き ◆大和まなの煮浸し ◆飛鳥鍋 ◆奈良の雑煮(きな粉雑煮) ◆七色お和え ◆しし鍋(しし汁)
歩き疲れた足を休めながら、ゆっくりできるところなら・・・ここだ。
興福寺五重塔に近い「塔の茶屋」。
先付は・・・・・生湯葉・うに・長芋を花わさびの醤油漬けと一緒にいただく。
打ち野菜と混ぜ混ぜにして、黒ゴマボン酢とわさびでいただく。
向付/ 漬け鰹のたたき 妙な色合いだか味はよろしいようで。
なかなかボリュームのある椀物だった。 椀の中は、揚げ海老団子 揚げ筍の具に薄井豆がすり流され、うどとニンジンが散華のように、そして山椒の葉が色、香りでまとめている。
飯物/ 蕗の葉で包まれたご飯はもち米である。
開いてみると、伽羅蕗を巻いて、カリッとしたちりめん山椒が落ちる。いける。
五三竹のうにはさみ揚げ/鯛のからすみ 春かぶら巻
卵黄味噌漬け (敷かれた葉は芽キャベツ)
アスパラで筏風に真蒸
猪口も八寸の盆にならべていた。猪口の中は、蓮芋のお浸しに梅肉
季節をうかがわせる粽は・・・蓮麩である。
これが、なかなかコシのある粘りでモッチリとのびるほどだった。
八寸と猪口の全景。
炊き合せの器といい、ヨシッキター じゃないが、満足度のゲージがあがる。
炊き合せ/筍・豚角煮・若ごぼう・青味芥子 どれもいい具合に柔らかい。
茶粥。味わいは休まる味。余計な修飾はやめよう。是非食していただきたい。
お替りの茶粥を所望する。
添えられる香の物が、変わっている。
ありがたいもてなしが見える。世にある他店も見習って貰いたいものである。
水物/紅茶胡麻豆腐・キウイ・苺 銀皿には白酒の蜜。
甘味/菖蒲をかたどった、料理人の手製の生菓子である。
塔の茶屋
奈良市登大路町47
0742-22-4348
http://www14.ocn.ne.jp/~tyagayu/index.html
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