山花開似錦(さんかひらいて にしきににたり)—狩野派草花図屏風
日本の野山に咲く花々は、錦を織りなすような景色を造りながら変化します。屏風や漆器などの調度品に描かれた植物は、自然が示す変化こそが永遠の真理であると私たちに見せています。
この展覧会では、移り変わりゆく大自然の営みと調和しながら暮らしてきた日本の文化を高台寺伝来の品々と共に紹介します。展示される「梅に草花図屏風」は、桃山時代に狩野派によって描かれた作品で、このたび修理後の初公開となります。
主な展示品
梅に草花図屏風(桃山時代・狩野派)修理後の初公開 全期間
菊桐蒔絵提子(桃山時代・重要文化財)前期のみ
秋草蒔絵天目台(桃山時代・重要文化財)後期のみ
高台十境(江戸時代・三江紹益筆)
高台寺伽藍図(江戸時代・宇喜多一蕙筆)
片身替蒔絵懸盤(桃山時代)
特別展
☆★☆★ 山花開似錦—狩野派草花図屏風 修理後の初公開— ☆★☆★
■開催日時:2016/6/12~10/2 9:30~18:00
*【高台寺・圓徳院の夜間特別拝観期間中(8月1日~18日】9:30~21:30
■開催場所: 高台寺「掌美術館」
〒605-0825 京都市東山区高台寺下河原町530 京・洛市「ねね」2階
■入 館 料:高台寺掌美術館 300円
3ヵ所共通割引拝観券(高台寺、高台寺掌美術館、圓徳院)900円
■お問合せ:075-561-1414
■U R L :http://www.kodaiji.com/index.html