徳川将軍家 茶の湯指南 / 古田織部美術館
古田織部重然は、利休亡き後に豊臣・徳川政権で「天下一」と称された武将茶人です。激動の桃山時代後期の茶の湯をリードした、独特の美意識を持つ古田織部好みの茶道具を年3回の展示でお楽しみ下さい。
古田織部は、徳川2代将軍秀忠の茶の湯指南役でもありました。織部が将軍に与えた影響は大きく、幕命により織部が自刃した後も、秀忠は師を慕い、織部流の茶の湯を遵守したのです。
今回の展示では、徳川家康没後400年を記念して、織部と徳川将軍家の関係に光を当てます。茶の湯指南役としての織部の姿を伝える品々、徳川家ゆかりの道具類、織部京屋敷跡から出土した織部好みの茶陶を展示いたします。利休・秀吉とはまた違った、茶匠と天下人の関わりにご注目下さい。
☆★☆ 徳川将軍家 茶の湯指南 ☆★☆
■開催期間:2016/5/21~9/11 9:30~17:30(入館は17:10まで)
休館日/期間中無休
■開催場所:古田織部美術館
京都市北区大宮釈迦谷10-37 太閤山荘内
■料 金:一般500円 高校生・大学生400円 中学生以下300円
■お問合せ:075‐707‐1800
■URL :http://www.furutaoribe-museum.com/