整え、備え、咲き、散る。
大石神社
御神木が「桜」木となっている神社が数ある中でも、武士とその縁起が深いのがこの地のこの桜の高貴さを際立たせているのかもしれない。昭和十年赤穂義士大石内蔵助良雄の義挙を顕彰するため大石内蔵助良雄公をご祭神として創建された。
ここポイント
さくらが神木(しんぼく)であることは少ないと言っていい。
神木とは、古神道における神籬(ひもろぎ)としての木や森をさし、神体のことであるとか。また依り代・神域・結界の意味も同時に内包する木々であるから、あの「散る美学」を象徴する桜を神体とするのは、新しいけれども武士道を貴族道(?)より重んじる、価値高いという「清盛」的革新改革性をもっているらしい。今となっては歴史があると言われても、「神」の時間軸としては新参ものなのか。
京都市山科区西野山桜ノ馬場町116
拝観無料 毎年4月の第1日曜日「さくら祭」
日中随時(宝物殿は9:00~16:00)
075-581・5645
京阪パス「大石神社前j 下車、徒歩1 分
必読WEB
[左]公式HP 大石桜 http://www.ohishi-jinja.jp/sakura.html
桜名木古木 大石桜 http://kyoto-brand.com/read_column.php?cid=5373