earthyということ?
京都カラスマ大学の情報はちょくちょくcheckit!なんだが。
2012年1月28日(土)通常講座のニュースに結構食いつきぎみです。
曰く「草や木で手染メ、ということ」、「南米のいろんな楽器や音にふれてみよう~」。
ほろ酔い気分でイケメンに突然遭遇した処女の気分。使われているチャーみたいなミュージシャンISAURO(寺井功)?の写真も気になったりしながら、BGMのEricBenetの周波数と2杯目の酎ハイも手伝って、ええもん見つけた気分。
で、UP.
南米のいろんな楽器や音にふれてみよう~
2012年01月28日(土) 14時00分 ~ 16時00分 教室:NAM HALL
南米楽器の楽しさをもっと多くの人に知ってほしい、触れてほしい
みなさんは南米音楽ってご存じですか?
南米の国でいうとブラジル、アルゼンチン、チリ、ボリビア等…
南アメリカ大陸には様々な国が広がっています。
その中でアンデス地方の民族音楽をフォクルローレと呼び、ラテンアメリカ諸国の大衆音楽を指します。
アンデスのフォルクローレの中で、有名なのは「コンドルは飛んでいく」ではないでしょうか。
1970年にアメリカ合衆国の歌手コンビ「サイモン& ガーファンクル」によってカバーされ、日本をはじめとする世界で広く知られていますが、元々はアンデスの代表的な民謡なんです。
南米の険しい山々をコンドルが飛んでいく様を想像できるような音楽ですね。
日本では音楽の教科書などに広く載っているので知っている人も多いのではないかと思います。
ケーナやサンポーニャといった南米のアンデス地方の楽器は、こういった限られた民族音楽を演奏する為の楽器だと思われがちですが、実は民族音楽はもちろんJAZZやクラシックの演奏会などでも使用される幅の広い楽器なんです。
はるか昔に誕生した南米音楽が、長い歴史と共にその音楽性が変化してきたという経緯もあります。
今回の授業では、
南米楽器のアンデスの雄大な自然と、吹き抜ける風をイメージさせるような演奏を生で聞いていただき、楽器の紹介と、その歴史的背景を知ること。そして、南米楽器を実際に触ってもらい音を出す楽しさを一緒に体験します。
最は寺井先生ご指導のもと、南米のリズムに合わせてセッションしましょう~!
今回の授業で、南米音楽を「聞く」「知る」「触れてみる」の三つを通じて、音楽に触れる楽しさを体験していただきます。
知っている人も知らない人も、音楽に触れる喜びは人生を豊かにする一助となるかもしれません。
2012年の京都カラスマ大学授業のこと始めとして、京都の文化や芸術の発信地岡崎にある、お洒落な音楽ホールで一緒に音楽を楽しみませんか?
(授業コーディネイター ちゅうげん)
草や木で手染メ、ということ
2012年01月28日(土) 14時00分 ~ 16時00分 教室:京町家 さいりん館 室町二条
御所から静かな通り沿いを少し歩いた場所にそのお店と工房はあります。
建物に入り、急な階段を上がっていくと、優しい色に染め上げられたカットソーなどが並ぶお店があり、
その隣にあるのが「手染メ屋」さんの工房です。
工房に入って、まず目につくのは、大きなお鍋。
柘榴、藍、茜、柿渋・・・など、植物を使って色に合うように作られた布地が、
大きな鍋でグツグツ、グツグツと青木さんの想う色に染め上げられていきます。
湿度も時間も大切。きっちりとイメージした色になるタイミングを計って、手間暇をかけて染め上げていくのです。
自然や植物を大切にするってどんなことなんだろう?
自然、植物と言うキーワードが出てくるたびに私はよく考えるのですが、
まずは樹木の皮、花、実・・・それらをよく知ることが大切にすることの第一歩。
この植物はどう育ち、どんな匂いが出て、どんな色が出て、どんな花が咲くか、
そして、どうやって枯れていくのか。
それを知ること。
そして、それらを使い、ゆっくりと丁寧に色を出す技が使えること。
青木さんの作品を見ていると、
そうすることがきっと自然と仲良く、大切にすることなんだろうなと感じさせてくれます。
一言で説明できそうにない微妙で美しい色合いの「青木さんの正直な色」を見ていると、
青木さんと自然との関係が、そこにあるような不思議な感覚になれるのです。
今回の授業では、植物や染物のお話だけでなく、色のこと、化学のこと、
どうして染色を始められたのかや、はたまたお洋服の話まで幅広くお聞きすることにより、
丁寧にものを作る意味を知ることができるでしょう。
「手染メ屋」の商品は、年月を重ねていけばさらにやわらかく馴染んだ風合いが増すそんなものばかり。
使い続けると、色が少しずつ変化して、その商品はあなたが大切に使い込んだ証となります。
けっしてモッタイナイだけでない、「ものを丁寧に使うあなた」になるために、
まずはものを丁寧に作る心を知ってみませんか。
(授業コーディネーター:六渡 美咲子)