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    京に癒やされ

    お彼岸さん・春分の日

    ぼたもちを食らうは先祖供養なり

     

    「暑さ寒さも彼岸まで」と口にしながら、先祖への敬いと感謝を込めて墓参する習慣は今も残る。
    寺参りや墓参りをして亡き人を供養し、家庭では仏壇を清めて精進料理やぼたもち、草餅、五目ずし、稲荷ずしなどを供え、親類知人に配るなどは一般的である。
    仏前でじっと手を合わせていると、綿々と生かされ生きていた先祖と更に生かされ生きている自分に気づく。これが小生のお彼岸さんである。

    春分の日は冬を終え春を告げていると同時に、中日を境に昼夜の長さが変わる。
    つまり、夜が短くなり、日が長くなっていく起点である。
    科学的には「太陽の中心が春分点(天球上の赤道を太陽が南から北へ横切る瞬間の交点)に達し、全地球上の昼と夜の長さがほぼ等しくなるとき。」だそうだ。
    これは非常に重要な節目であることに間違いない。

    仏教では、十万億土を隔てた極楽浄土に最も近くなる日が彼岸の中日とされている。
    真西に日が沈むこの日の太陽を拝むと、極楽浄土の東門に入れると考えられているのだ。
    仮に、迷いある霊もこの日に供養すると、迷わず極楽浄土に成仏できるという信仰である。
    生死の苦しみに迷い、様々な苦に悩む煩悩の現世を「此岸(しがん)」と言い、悟った捏磐(ねはん)の境地を「彼岸(ひがん)」と言う。

    全国の御陵神社の創建とともに、この彼岸法要は大同元年(806年)に早良親王(崇道天皇)の怨霊を慰めるため行われたのが始まりで、日本各地の国分寺において「金鋼般若経」を読んで仏事を営んだ(日本後記)とある。

    聖徳太子の時代に始まり、平安時代初期から朝廷で行なわれ、やがて日本独自の祖先信仰が加わり、江戸時代には先祖供養の行事として一般庶民に浸透したようだ。
    そして現在までも続いている。
    檀家寺の住職が各檀家をまわり、彼岸会の読経を行なうのもその習わしからである。仏事としては日本固有のものだと聞く。

    また、民間信仰では「彼岸」を「日願」からの由来として、更に古来からの太陽信仰上からも「日の願い」の意義深い節目と考えられている。

    春のお彼岸は明治維新から戦前迄は「春季皇霊祭」と呼ばれ、国家神道の樹立と歴代天皇を供養する日とされ、戦後は昭和23年より「春分の日」と呼び、この日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と法律に定められている。
    法治国家とはいえ、これでは民衆の習わしの味わいが伝わってこない。
    権力に押し付けられた匂いのする表現だ。

    ルーツと伝統の上に、更に日常生活を重ね合わせた行事は守っていって貰いたいものだ。
    ただただ祝日と称した労働休暇日ではいかがなものか。国家が滅びる前兆といえば大層だろうか。

    それはさておき、春の彼岸といえば「ぼたもち」だ。春は「おはぎ」とは呼ばない。
    元々は神仏に供えた餅であったらしい。これが携帯されるようになって、塩小豆餡、砂糖小豆餡を中にくるんだり、表にまぶしたりされてきた。
    最初は農家の粗末な間食用だったものが、次第に形も小さく、味つけも上品になった。
    故人の旅出における「持ち飯」の意味があるようだ。
    先祖にあやかり、「ぼたもち」を食らいながら、涅槃会などに出かけることにいたしませんか。

     

     

    春分の日・秋分の日(天文台ニュース)
    http://www.nao.ac.jp/faq/a0301.html
    お彼岸(ひがん)ってなぁに?・なぜなに特集( 真言宗豊山派 金剛院 こんごういんキッズ )
    http://www.kongohin-kids.com/montheve/09.html

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