辰巳寛 日本画展☆伝統の美 辰巳寛が描く女歌の流れ
1946年(昭和21年)奈良県奈良市生まれの辰巳寛(たつみかん)は、龍谷大学文学部在学中より文化勲章受章・橋本明治に師事し、1971年(昭和46年)第3回日本美術展覧会(以下、日展)に《黄色いワルツ》が初入選、その後同展に出品を続け、1980年(昭和55年)に第12回日展《ふたり》が特選を受賞(同88年)するなど、日展を中心に活躍をしています。
また、1986年(昭和61年)京都府主催の「京の四季展」に委嘱出品した《一力茶屋二階より》(京都府立総合資料館蔵・京都文化博物館管理)の制作以来、舞妓を取材した作品を主に制作し、「都をどり」(京都市観光協会・祇園甲部歌舞会主催)のポスター原画を手掛けるなど、その活躍の場は多岐にわたります。
本展は、辰巳寬の描く舞妓を題材とした作品を100点以上展示し、辰巳寛の画業を一度にご鑑賞いただけるまたとない機会になりました。現代に生きる伝統芸能の継承者としての舞妓の姿を、時間を忘れて存分にご堪能いただきたいと思います。
[ 会期中イベント ]
① 「辰巳寛 日本画展 開催記念講演」
日 時:平成28年4月10日(日) 14時~15時30分
会 場:奈良県立万葉文化館 企画展示室
講 師:辰巳正明 先生(國學院大學名誉教授)
演 題:「万葉集の女歌」② 美術講演会「伝統の美を描く―辰巳寛の人物画」
※聴講には観覧券が必要です。日 時:平成28年4月17日(日) 14時~
会 場:奈良県立万葉文化館 企画展示室
講 師:辰巳 寛 先生(日本画家・日展会員)
展覧会出品作品について、作者である辰巳寛先生に講演いただきます。③伝統美-舞妓芸妓の装い -解説と体験-
日 時:平成28年4月23日(土) 14時~
会 場:奈良県立万葉文化館 企画展示室
講 師:橋本礼法きもの学院・装道分院 学院長 橋本亜生子 先生
他、きものコンサルタントの方々日本の伝統芸能の継承者と言える舞妓・芸妓の装いを詳しく解説。
当日、抽選で舞妓・芸妓の衣装体験が出来ます。14時~15時 装着演示、衣裳・こもの・装着方法の説明
15時~衣装体験
※特別スケッチ会「舞妓を描こう」
※定員に達したため、受け付けを終了しました※日 時 平成28年5月1日(日):13時~16時
会 場 企画展示室
主 催 万葉文化館友の会
講 師 辰巳 寛 先生(日本画家、日展会員)お問い合わせ
奈良県立万葉文化館友の会
TEL:0744-54-1853
FAX:0744-54-1852
Eメール:tomonokai@manyo.jp
☆★☆辰巳寛 日本画展☆伝統の美 辰巳寛が描く女歌の流れ☆★☆
■開催日時:2016/3/12~5/8 10:00~17:30
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
■開催場所:奈良県立万葉文化館 日本画展示室
〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10
■主 催:奈良県立万葉文化館
■お問合せ:0744-54-1850 E-mail:museum@manyo.jp
■URL :http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=142