萩の寺 見頃
今かと今かと・・・萩の下見の日が続く。一昨日も訪れた。
萩の花を探して→ いざ野に行かな 萩の花見に
鴨川を渡り・・・萩の寺へ
塀の外から本堂の屋根にかかるように、開いた萩の花がゆらり
・・・ちょいといい予感が。
ここは道路より一段落ちたところに本堂があり、石段を下り石畳が続く。
大方の写真は山門から本堂につづく萩のトンネルの写真がお決まりである。
ちょっと、アングルを変えてみると・・・こんな風に見える。
萩の寺といわれる常林寺では恒例の「萩供養」が、
三連休のはじまり前も青空が顔を見せてくれた。
左が山門 / 右は地蔵堂
庫裏の近くの白壁にも萩はお似合いである。
全体的には五分咲きに近づいたようで、彼岸に絶好頂になりそうである。
街に息づく、街の寺に観光寺院にはない憩いが生まれている。
浄土宗 光明山摂取院常林寺
左京区川端通り今出川上がる
(京阪電車 出町柳駅 南へ100mほど)
左京区川端通り今出川上がる
(京阪電車 出町柳駅 南へ100mほど)
常林寺は浄土宗・光明山摂取院常林寺と号する寺院で、天正元年(1573)に念仏専修僧魯道(ろどう)和尚によって開創されたのが寺の始まりである。
火災による焼損の後に今の地に現本堂が元禄11年(1698)に建立され、境内にある世継子育地蔵尊は門前の若狭街道を通る人々の信仰を集めた。
若い頃の勝海舟が海軍伝習生として長崎や神戸に赴く時この常林寺を京都での常宿にしていたことはよく知られていて、子母沢寛の長編小説「勝海舟」にも常林寺が登場する。
火災による焼損の後に今の地に現本堂が元禄11年(1698)に建立され、境内にある世継子育地蔵尊は門前の若狭街道を通る人々の信仰を集めた。
若い頃の勝海舟が海軍伝習生として長崎や神戸に赴く時この常林寺を京都での常宿にしていたことはよく知られていて、子母沢寛の長編小説「勝海舟」にも常林寺が登場する。