江戸からたどる大マンガ史展~鳥羽絵・ポンチ・漫画~
日本のマンガのはじまりについては諸説ありますが、本展では、マンガは多くの人が親しむ大衆メディアであることを前提とし、印刷出版文化が発達した江戸中期の「戯画」を出発点にします。江戸から昭和初期の雜誌などにいたるまでの流れをたどり、現代のマンガへの連続性を見出す試みとなっています。日本のマンガがどのような足跡をたどり発展していったのか。その一端を探るべく、当館所蔵の貴重なコレクションが一堂に出展されます。
展示構成
マンガのはじまり?
~江戸中期の戯画・商品としての量産マンガの誕生~
1-1 江戸の出版~鳥羽絵本の登場と様々な戯画スタイル
1-2 江戸のヒットメーカー・歌川国芳と風刺画
1-3 江戸戯画で多用された表現
1-4 歌川広景「江戸名所道化尽」
1-5 河鍋暁斎の「暁斎百図」
ポンチ・漫画の時代へ ~職業漫画家の誕生~
2-1 最後の戯画錦絵の時代
2-2 西欧からの影響と雑誌ブーム
2-3 ポンチ本から漫画本へ
2-4 大正時代の漫画家と雑誌
2-5 大正時代の漫画本
昭和初期~戦中、ストーリー漫画の台頭
3-1 昭和初期の漫画雑誌とナンセンス漫画の流行
3-2 昭和戦前の漫画本
まとめにかえて. 漫画、マンガ、MANGA
※展示作品は一部変更する場合があります。
☆★☆★ 江戸からたどる大マンガ史展~鳥羽絵・ポンチ・漫画~ ☆★☆★
■開催期間:2015/11/14~2016/2/7 10:00~18:00
休館日/毎週水曜日 (但し12/23(水・祝)は除く)12/24(木)年末年始(12/28~1/3)
■開催場所:京都国際マンガミュージアム
京都市中京区烏丸通御池上る
■料 金:ミュージアム入場料のみ 大人800円 中高生300円 小学生100円
■お問合せ:075-254-7414(代)
■URL :http://kyotomm.jp