時代祭は、平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を奉祝する行事として、明治28年に始まりました。
明治維新によって著しい衰退を見せた京都の町おこし事業の集大成として平安神宮が創建され、そこに寄せられた人々の熱意の象徴として、まったく同じ意志のもとに創始されたのが時代祭です。
御賢木(おんさかき)を先頭に、御鳳輩を中心とする神幸の本列。
これが平安神宮の祭礼「時代祭」 の核である。
西暦794年、京に都が移り桓武天皇の御代となり、孝明天皇までの時代装束などの行列は市民が祝う「つけ祭り」となっている。