紫式部と女流歌人たち ☆紫式部の和歌と物語
日本の文化史上、比類のない「女性の時代」に活躍した女流歌人と和歌
『源氏物語』の作者である紫式部は、日本人として初めてユネスコの「世界の偉人」に選定されるなど、日本の歴史上最も有名な女性の一人として知られています。
物語作者として著名な式部ですが、幼なじみとの再会と離別を詠んだ「めぐりあひて見しやそれとも分かぬまに雲がくれにし夜半の月かな」が百人一首に選ばれ、『源氏物語』には795首の歌が収録されるなど、和歌との関わりも注目されます。
また式部が生きた時代は、藤原道長を中心とする摂関政治の時代であり、清少納言や和泉式部、伊勢大輔などの女房たちが華々しい活躍を遂げた「女性の時代」でもありました。
今回は紫式部を中心に百人一首に名をとどめる同時代の女流歌人に焦点を当て、歌人の画像や和歌、ファッションなどの視点からこの時代の女性たちの実像に迫ります。
☆★☆★☆ 紫式部の和歌と物語 ☆★☆★☆
■開催日時:2015/9/29~12/23 10:00~17:00
休館日/月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
※京都・嵐山花灯路期間中の12/11~12/20は無休
■開催場所:小倉百人一首殿堂 時雨殿
〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
■観覧料金:高校生以上500円 小中学生300円
■お問合せ:075-882-1111 ogura@kyo.or.jp
■U R L:http://www.shigureden.or.jp