「松陰をめぐる人びと」第4期 薩長同盟から維新へ
慶応2年(1866)1月、薩摩藩・西郷隆盛、長州藩・木戸孝允らによって締結された「薩長同盟」。
この同盟により、倒幕の一大勢力が誕生し、幕末の流れは倒幕へと大きく動き出します。
第4期では、同盟締結に大きな役割を果たした坂本龍馬、中岡慎太郎の直筆書簡、維新へと続く戊辰戦争の資料などで激動の時代をひも解きます。
第70回維新土曜トーク(ウォーク) 10月3日開催
「幕末維新 山陰街道の宿場町・樫原を歩く」 ~現地講座~第70回維新土曜トークは「幕末維新 山陰街道の宿場町・樫原を歩く」をテーマにした現地講座です。
京都の西の玄関口・樫原(かたぎはら)は、山陰街道の宿場町として江戸時代に大変栄えたところです。幕末、この地域の豪農である山口薫次郎や長州藩御用達の油屋・小泉仁左衛門は勤王の志士・梅田雲浜に物心両面の援助を行いました。
また、禁門の変の際に長州藩のしんがりを務めたため小浜藩兵に惨殺された薩長三志士の墓など幕末の史跡が多く残っています。嘉永年間に作られ、明治になってから華頂宮家から下賜された郷倉内部も特別公開されます。
風情ある江戸時代の街並みが残り、京都市の界わい景観整備地区に指定されている樫原を霊山歴史館・木村武仁学芸課長がご案内します。(下写真は山口薫次郎の墓がある冷聲院)
http://www.ryozen-museum.or.jp/docs/TALK-070-doyo.html
☆★☆★ 第4期「薩長同盟から維新へ」 ☆★☆★
■開催日時:2015/9/8~12/27 10:00~17:30 (※11/14~29は18:30まで)
休館日:月曜日(祝日開館、翌日休館)
■開催場所:幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
京都市東山区清閑寺霊山町1
■料 金:大人700円 高校生400円 小中学生300円
■お問合せ:075-531-3773 office@ryozen-museum.or.jp
■U R L:http://ryozen-museum.or.jp/index.html