カフェ アンデパンダン
音カフェは、おにかいアンダーグラウンド
「降りる」ことでもはじまる アンダーグラウンドへの出発点 1
おにかいカフェの特集なのに、なぜ地下から? …といっても階段というキーワードは同じ。お気に入りの一軒への入口はどちらも世の中とのひとときの乖離をアテンドするわけだが、「昇る」と「降りる」では気分も違う。アンダーグラウンドという言葉は言い得て妙、地下には独特の世界がある。またこの言葉は音楽業界ではインディーズ的な意味合いも多く含まれる。京都ではそんな音楽シーンが伝統的に確立されてきたわけで、つまりは音楽シーンという熱いマグマの噴出口が市内各地の地下に点在しているのはそんな理由だ。となると、「地下」「カフェ」「音楽」は容易に結びつく。事実、ライブハウスやクラブ未満の音楽スペースは、ヘビーユーザーならずとも音楽シーンを楽しむ格好の場所となっているのだから。
「クラブがしんどい人にはこれくらいの空気がいいでしょ?」とは「CAFE´ INDE´PENDANTS」の高橋店長。三条御幸町という新進気鋭の街の地下には老若男女が訪れる。DJイベントなども多数行われるこの場所の「BGMは僕の気分次第」と店長。だがそのセレクトはエリアの空気感を読み取ったように先鋭的だ。
カフェ アンデパンダン
■京都市中京区三条御幸町南東角 毎日新聞ビルB1F
075・255・4312
11:30〜24:00
(フードL.O.22:30、ドリンクL.O.23:30)/無休
【平均予算】昼1000円 夜2000円
http://www.cafe-independants.com
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