かもがわカフェ
例えば、悪口で愛し合う仲
そんな関係も似合いそう
店主の高山さんは思う。「カフェとは?」という問いに、広く言われる「フランスのカフェ」という定義を持ち出すと、これは果てしなく広義で、もはや精神世界の話。’90年代から続くカフェブームの浅はかさも違う。そんなことよりも、「不味いコーヒーやなぁ」と言いながら毎日やって来るオッチャンの、日常が詳らかになるパブリックな場所、それでいいんじゃないか、と。そこに通じる「互いに感じる愛おしさ」のようなもの。それがあるから店は続いていける。30年後を夢見ることができる。若くして老練であることを、頑固と呼ぶならご自由に。1階からは、チョイと見えないストイックワークの賜物なんだから。
愛され感を例えれば、「清原選手が理想。結果を出すときは出すし、代打で出てきて三振してスタンディングオベーションみたいな(笑)」ということ。こんなロジックも同店の魅力
■京都市上京区三本木通荒神口下ル上生洲町229-1
075・211・4757
12:00〜23:00/木休
http://www.cafe-kamogawa.com
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