特別展「大坂の陣400年 ―その後の高台寺と北政所―」
2015年は、「大坂の陣」400年にあたります。
「大阪の陣」の後、波乱と変化の時代を生き抜いた人々はそれぞれに新たな方向へ進み始め、時代は徳川の世を迎えました。高台寺にとって苦難の時でありましたが、北政所の意志を受け継ぎ転換期の高台寺を支えた人々がいました。
「大阪の陣」の後の北政所を精神面で支えた甥の木下長嘯子。
「大阪の陣」の後も高台寺の寺領を認めた徳川秀忠。
北政所亡き後、その意志を受け継ぎ転換期の高台寺を支えた三江紹益和尚。
これらの人物の存在は、江戸時代の高台寺の存続に深くかかわりました。
今回の展覧会では、「大坂の陣」の後に、転換期の高台寺を支えた人々に焦点をあて、高台寺と北政所(出家して高台院)に深く関わった人にまつわる品々が展示されています。
◆ 主な展示品
高台院像(北政所像 江戸時代)
菊蒔絵交椅(重要文化財 桃山時代)※7月31日まで
三江紹益像(江戸時代)
木下長嘯子像(江戸時代)
桐菊紋蒔絵楾(桃山時代)
桐菊紋蒔絵角盥(桃山時代)
青磁算木梅花文三足盤(中国 明時代)
■開催日時:2015/6/12~7/31/8/19~9/6 9:30~18:00
※高台寺・圓徳院の夜間特別拝観期間中 8/1~8/18 9:30~21:30
■開催場所: 高台寺「掌美術館」
京都市東山区高台寺下河原町530 京・洛市「ねね」2階
■入 館 料:高台寺掌美術館 300円
3ヵ所共通割引拝観券(高台寺、高台寺掌美術館、圓徳院) 900円
■お問合せ:075-561-1414
■U R L :http://www.kodaiji.com/museum/