松尾大社のひなまつり
旧暦の3月3日は、『上巳の節句』と言われ五節句の一つであり、桃の花が咲くことから『桃の節句』とも言われています。
この起源は平安時代より以前に、京の貴族階級の子女が、御所を模した御殿や飾り付けで遊び、健康と厄除を願った「上巳の節句」が始まりとされております。
やがて武家社会でも引き続き行われるようになり、江戸時代には庶民の人形遊びと節句が結び付けられ、行事となり発展して行った模様です。
その後、小さな人の形をした形代に穢れを移し、川や海に流して災厄を祓う祭礼となり伝わって行ったと言われ、現代の「ひなまつり」で良く行われる「流し雛」もここに起源があると言われています。
松尾大社の『ひなまつり』では神事の後、松風苑の曲水の庭で、雅楽の調べとともに〝流しビナ〟 の行事や、その後、宴会場に移動しひなまつりにちなんだ楽しい催し物なども行います。
どうぞお気軽にご参列下さい。
☆★☆★ 松尾大社 ひなまつり ☆★☆★
■開催日時:2015/2/28
祭典(拝殿にて)10:00~ 流しビナ10:30
■開催場所:松尾大社 京都市西京区嵐山宮町3
■お問合せ:075-871-5016
■URL :http://www.matsunoo.or.jp/