京都のラーメン通に、聞きました！

酒場ライター バッキー井上 さん
京都が誇る街の酒場ライター、そして何より本誌初代編集長。
漬物屋の店主に転じている最近は7時～9時の来店が多いらしい。
全盛期は特製ラーメンをおかわりする強者だったとか。

たかばし♥な皆さんありがたいことにバレてます！

バッキー井上さんともなると、この店でオリジナルメニューがある。
店を預かる森田さんによると「よぉ来る客」が「バッキー」と分かったのは20年ほど前。
後に生まれた「バッキーラーメン」の正体は「バラ肉チャーシューで、ネギちょっと多い目」だ。
以来、「お、今日は3人か。バッキーみっつな！」てな声が厨房で交わされてきた。
「それが特別メニューになるなら、ナンボでもあるで？」と森田さん。
常連の好みはすべて頭に入っているということだ。

たかばしツウを自認するアナタなら、きっと自分の名前の付いたラーメンがある。
支払い時の暗算力といい、だからこの店は凄い。
名のある食通がこの味に戻る理由も分かるし、「僕らは毎日同じモンつくってるから分からへん。他のラーメンが頼りないんちゃう？（笑）」
なんて言葉が、麺の喉ごしよりスンナリ心に入る。

やっぱりこの店は、京都ラーメンの導き星として、デンと座っててください。

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