すぐきの新漬けの漬け込み、樽出しの季節
京の冬の風物詩、すぐきの新漬けの漬け込み
京の冬の味覚、すぐきの新漬の季節です。
そのすぐきの漬け込み作業がただいま真っ最中。
「御すぐき處京都なり田」では出荷の1か月も前から予約が殺到する。
「すぐき漬け」といえば、千枚漬、しば漬と並び、京都の冬の代表的なお漬物です。これらは「京都三大漬物」と呼ばれ、おいしい冬の味覚として京都をはじめ、全国の方々に愛されております。「すぐき漬け」は「すぐき」と「塩」だけで漬け込んで作られ、乳酸菌による発酵作用による味わい深い酸味が特徴です。
「すぐき漬け」は江戸時代初期の頃から上賀茂の特産漬物として、賀茂社家の手によって洛中(京中)に贈られるようになり、御所をはじめ公家の諸家など、上層階級の人々に賞味されていたと言い伝えられています。
昨今では健康ブームもあり、おかげさまで益々知られることとなりました。しかしながら、そもそも原料である「すぐき」自体が京野菜であるため、京都以外の方にとってはあまり馴染みのない漬物かもしれません。
御すぐき處京都なり田について
「御すぐき處京都なり田」は1804年(文化元年)創業。
1804年(文化元年)、当時の所司代から出された『就御書口上書』で、「すぐき」を他村へ持ち出すことが禁じられました。「すぐきはたとえ一本といえども他村へ持ち出すことを禁ず」と朱書きされており、栽培技術はもとより、種一粒たりとも持ち出されることがありませんでした。
御触書と時を同じくして「なり田」は「すぐき漬け」を売る京漬物屋として創業。「なり田」はその頃からずっと変わらず、「すぐき漬け」をつくり続け、「すぐき」の貴重な発酵技術を今に伝えます。
http://www.suguki-narita.com/fs/narita/suguki_g/sugukisin-y
京漬物の製造・店舗販売・通販
株式会社 京都なり田
http://www.suguki-narita.com/
https://www.facebook.com/802432079801832
京都市北区上賀茂山本町35
TEL 075-721-1567
FAX 075-781-5956