五花街秋の踊り2014
京都には上七軒、祇園甲部、祇園東、嶋原、先斗町、および宮川町の6つの花街があり、これらを総称して京都の六花街と呼ぶことがある。また、嶋原以外の京都花街組合連合会に加盟する5地区を総称して五花街(かがい)と呼ぶ。
京都花街を題材に上七軒歌舞会なども撮影協力した映画、『舞妓はレディ』(監督:周防正行氏)が、9月13日に全国公開され今年は特に盛り上がりそう。
舞台は下八軒。津軽弁と鹿児島弁のミックスを話す少女(上白石萌音さん)が舞妓さんに憧れ上京し奮闘。ミュージカル仕立てでコミカルな表現も加えつつ、本当に花街が大切にしていることを前面に出しているとお墨付き。
祇園甲部歌舞会
春は、都をどり
温習会は、毎年秋に催される祇園甲部歌舞会主催の京舞井上流の会です。
明治初期頃から開催されたと思われますが、当時の資料が失われており詳しいことはわかっていません。
当初は、日頃の贔屓客がつめかけ、出演する芸舞妓の舞・地方囃子・地唄・三味線・浄瑠璃・琴・胡弓・明清楽などの各部門を公開し、 各自の技能を批評・採点したそうです。
その成績は、お正月に行われる女紅場の始業式で発表され、成績優秀者には紅白の真綿を授与していたらしく、 ただのおさらい会というよりは、 女紅場の生徒(芸舞妓)の試験であったようです。
http://www.miyako-odori.jp
期間 平成26年10月1日(水)~6日(月)16時
場所 祇園甲部歌舞練場
時間 毎日午後4時開演
料金(税込)指定席8,000円 自由席4,000円
宮川町お茶屋組合
春は、京おどり
毎年古典から曲目を選んでいます。
芸舞妓が日替わりで出演し、日頃の稽古のおさらい会とはいえ、その熟練の技で披露される舞は通にも評判です。
http://www.miyagawacho.jp/
■場 所: 宮川町歌舞練場(京都府京都市東山区宮川筋4丁目306)
■時 間: 平成26年10月7日(木)~12日(日)16時
■料 金: 1等席8,000円、2等席4,000円
先斗町歌舞会
春は、鴨川をどり
第101回となる水明会は先斗町の芸妓による伎芸発表会で、昭和5年から続けられている格式高い舞踊会です。
もともとは芸妓さん、舞妓さん達の日頃の稽古のおさらいの会だったとはいえ、その粋なあでやかさは見物です。
■場 所:先斗町歌舞練場
〒604-8003 京都市中京区先斗町三条大橋西詰
http://www1.odn.ne.jp/~adw58490/
■電話番号: 075-221-2025
■期 間:平成26年10月16日(木)~19日(日)16時
入場券 指定席 8,000円、7,000円、自由席3,000円
北野上七軒伝統文化振興会
春は、北野をどり
毎年十月上旬に五日間行われる踊の会です。 四月の「北野をどり」と違い、寿会では古典もの、踊りが中心で赴きが違います。
この舞台のために稽古を積んでいる芸妓さん、舞妓さんの成果をぜひご覧下さい。
http://www.maiko3.com/
期間:平成26年10月8日(水)~12日(日)16時
※11日(土)のみ13時開演あり
料金:8,000円
祇園東歌舞会
秋が京都五花街で 、唯一メイン
花街のをどりで唯一秋に開催される祇園東の芸舞妓による華やかな舞台は京の年中行事として皆様に親しまれております。
祇園東歌舞会の芸妓、舞妓が伝統の名にふさわしい円熟した伎芸を披露。京の秋に彩りを添えます。毎年伝統をうまく調和させた“新企画”で構成、華やかで特徴ある舞台は人気を博しています。
http://www.gionhigashi.com/
会場 祇園会館(京都市東山区祇園町北側323 祇園石段下)
開催期間 平成26年11月1日(土)~10日(月)
開演時間 午後1時30分・4時(2回公演) (約1時間)
観覧料 観覧券4,000円 お茶席500円