京都市では，京都のまちの隆盛を支えてきた「ものづくり」のこころと，
精緻を極めた職人の美と技を結集した素晴らしい伝統産業製品を多数所蔵しています。

この度数ある収蔵品の中から，
日本髪の美しさを伝える山田奈美さんの制作による24体の人形結髪を展示するとともに，
日本髪を保つために不可欠な簪(かんざし)，櫛(くし)などの
伝統工芸品も併せて約40点が展示されています。

　

左/ 人形結髪 針打(風流十二ヵ月 禿（かぶろ） 右/ 花かんざし 都をどりかんざし

－日本髪とは－
江戸時代には，女性の暮らしと直結し，職業や身分・年齢さえも表しましたが，明治時代以降の洋髪化によって消滅し，今なお生き続けているのは，歌舞伎と日本舞踊，花柳界の一部と，人形の世界だけとなっています。

☆★☆★　日本髪の美 ☆★☆★
■開催日時：2014/7/18～8/24 　9:00～17:00
休館日 /8月18日（月曜日） 19日（火曜日）
■開催場所：京都伝統産業ふれあい館　ギャラリー
〒606-8343 　京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 みやこめっせ地下1階
■主　　催：京都市 共催:(公財)京都伝統産業交流センター 協力:金竹堂 十三や
■料　　金：無料
■お問合せ：075-762-2670 fureaika@miyakomesse.jp
■Ｕ Ｒ Ｌ：http://www.miyakomesse.jp/fureaika