明日、吉符入り
七月一日、節目の年の祇園祭がスタート。
長刀鉾町会所の二階で、稚児と二名の禿の名前を書いた吉符を神前に納め、稚児が、「蝶、とんぼの冠」といわれるクジャクの羽を飾った冠をかぶって、二人の禿とともに、町関係者の前で舞を披露する。
吉符入の日は山鉾町によって異なり、それぞれの山鉾町で、7月1日から18日にわたって吉符入り行事がおこなわれ、関係者が集まり、八坂神社の神職の方のお祓いを受けて祭期間の無事を祈願する。
その後「二階囃子」と呼ばれる町会所の二階での囃子の練習がその夜から始まる。
お稚児さんには、久世稚児(くぜちご)と鉾稚児(ほこちご)がある。
祇園祭の神事である神幸祭・還幸祭で神輿の先導役をするのが久世稚児で、鉾に仕えるのが鉾稚児だ。
唯一の生稚児(いきちご)となった長刀鉾町の稚児・禿が八坂神社で祭の安全を祈願する午前10時より「お千度の儀」を行う。
白塗りのお化粧を施した稚児らが、鉾町の役員らとともに本殿を参拝。その後、本殿の周囲をみんなで時計回りに3周する。
また、神幸祭、還幸祭で「中御座・東御座・西御座」の3基の神輿を担ぐ、各神輿会でも吉符入の神事が行われる。
詳しくは
長刀鉾お千度の儀
http://kyotocf.com/content/gionsan2013/osendo-no-gi/
祇園祭 生稚児結納の儀 by 五所光一郎
http://kyoto-brand.com/read_column.php?cid=5391
三若神輿会の吉符入り
http://kyotocf.com/content/goshokoichiro/sannwaka-kipuiri/
clubfameの祇園祭2013特設サイトはこちら。
http://gion.kyotocf.com/ target=_blank>http://gion.kyotocf.com/
今年も逐次祭関連のニュースをお届けします。