京都府所蔵の雛人形 ~3/28 京都文化博物館
本展では、京都府所蔵の雛人形から選りすぐった15組のほか、雛人形を描いた掛軸などが展示されています。 京都府コレクションの雛人形には、雛人形の変遷を示すように様々な様式が含まれています。古拙な趣の元禄雛、公家に愛された有職雛、現在の雛人形のルーツである古今雛など、それぞれに違った魅力を楽しむことができます。
上方で江戸時代末期ごろから昭和時代初期ごろに好まれた御殿雛も、京都の人形文化のひとつの頂点といえるのではないでしょうか。 雛人形と並んで、京都で活躍した画家たちが雛人形を描いた掛軸も見逃せません。今回は、土佐光貞の「立雛図」、幸野楳嶺の「次郎左衛門雛図」、山口素絢の「立雛」などが紹介されています。
- 会期
- 平成26年1月25日(土)~3月28日(金)
- 月曜日休館(祝日の場合は翌日休館)
- 10:00~19:30(入場は19:00まで)
- 主な展示品
■ 有職雛(江戸時代後期、吉川観方コレクション)
■ 古今雛(江戸時代後期、吉川観方コレクション)
■ 土佐光貞「紙雛」(江戸時代後期、吉川観方コレクション)
■ 御殿雛(大正時代)