花車が練る! 池坊旧七夕会「花行列」&池坊全国華道展「花の品格」
日本最古の花展「池坊旧七夕会」は、江戸時代初期の後水尾天皇が催した「大立花会」を起源に約400年間続いており、今年も高島屋京都店と池坊会館にて華道家1600人の作品を集め、池坊全国華道展として開催される。
また、約400年前の風雅を今に伝えるお練りは昨年に始まり、今年が2回目となる。
11月16日(土)13時~14時に予定されており、池坊短期大学を起点に烏丸通を経て、いけばな発祥の地「六角堂」までの道中約600メートルで披露される。
お練りは、僧侶を先頭に山伏・稚児・振袖姿に、花箱・花車・花御輿と続く。
六角堂にお練りが到着すると、読経の響く中、
振袖姿の女性による「花箱」で運ばれた生け花が献納される。
特別企画「新島八重と池坊」
NHK大河ドラマ「八重の桜」のヒロイン、新島八重は、明治29年に池坊に入門しました。八重が入門した時期は、彼女が勤めていた京都初の女学校「新英学校及び女紅場」の後身、「京都府高等女学校」で当時の家元、池坊専正が華道を教えていた時期と重なります。
新島八重や女紅場と池坊の関わりを資料で紹介するとともに、明治時代に確立された池坊いけばなを多数展示します。
家元、次期家元の大作を展示
華道家元四十五世池坊専永、次期家元池坊由紀による大作の展示は必見です。壮大なスケールと繊細な美しさを兼ね備えるいけばな作品をぜひご堪能ください。
平成25年度 旧七夕会池坊全国華道展 いけばなの根源 池坊展 花の品格
人の心でなければ見いだすことができない「品格」。
たおやかに、はなやかに、わびしく、時にはなつかしく。
いけばなからあふれる興趣に包まれたいのちが、見る人の心を響かせます。
■開催期間:2013/11/13~11/18 10:00~20:00(最終日18:00) 高島屋
2013/11/15~11/18 09:00~17:00 池坊・六角堂
■開催場所:京都高島屋グランドホール / 池坊・六角堂
■入 場 料:二会場共通900円 高校生以下無料
■お問合せ:075-761-4111
■URL :http://www.ikenobo.jp/main.html