百人一首の時代のファッション
色彩と文様が織りなす王朝びとの華麗なファッション
百人一首は、飛鳥時代から鎌倉時代に活躍した歌人の秀歌撰です。歌人たちはそれぞれ生きた時代の文化や風俗の中で生活し、心に浮かぶさまざまな感情を31文字の和歌にしたためました。
歌人たちが生きた時代の特色を考える素材として、衣裳を挙げることができます。「衣食住」と呼ばれるように、衣裳は食物、住居と並んでわれわれが生きる上で不可欠のものであり、さらには個性や流行を表現する”ファッション”として創意と工夫が重ねられてきました。
今回の企画展では、『源氏物語』の場面を1/4サイズで精巧に復元した展示で知られる風俗博物館(京都市下京区新花屋町通堀川東入)の膨大なコレクションの中から、百人一首の歌人が生きた時代の衣裳(復元)や江戸時代の貴族の装身具、遊具や芸道にまつわる品々を展示し、そこに込められた人々の美意識に迫ります。
【関連イベント】体感!百人一首の時代の衣裳と音楽~王朝びとの文化を楽しむ~
衣裳と音楽の2つの観点から、百人一首の世界を体験するイベントです。
王朝びとも愛でた錦秋の嵐山で、平安時代の優雅な文化をお楽しみください。日時:2013年11月30日(土)13:30~16:30(13:00受付開始)
会場:小倉百人一首殿堂「時雨殿」2階大広間
定員:80名(先着順)
【1】 講演会「百人一首の絵札にみる装束~歌人たちは何を着ていたのか~」13:30~14:15
【2】百人一首の時代の衣裳の着装実演 14:20~15:30
【3】舞楽公演 15:45~16:30料金:一般 4,500円(入館料等含む/時雨殿の賛助会員・友の会会員の方は3,500円)
※会員の方は当日会員証をご提示ください。
※事前申込制のイベントです。11月22日(金)までにお申込ください。申込についてはこちらをご確認ください。
■開催日時:2013/9/25~12/25 10:00~17:00
休館日/月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
■開催場所:小倉百人一首殿堂時雨殿(京都・嵐山)
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
■入 場 料 :高校生以上 500円
■お問合せ:075-882-1111 小倉百人一首文化財団 ogura@kyo.or.jp
http://www.shigureden.or.jp/