時代祭は平安京に遷都された日
明後日は京都三大祭りのひとつ「時代祭」の日だ。この日は「平安京に遷都された日」ということを知らない人もいる。
また、時代装束の長い列を見ているが、祭につきものの神輿(鳳輦)があることを知る人も少ない。
1895年(明治28年)、平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建された。
その時、平安神宮の大祭、建造物、神苑の保存のため、 市民により平安講社が組織され、記念事業として時代祭が始まった。
御賢木(おんさかき)を先頭に、御鳳輦(ごほうれん)を中心とする神幸の本列。
先の御鳳輦が孝明天皇、後の御鳳輦が桓武天皇で、宮司以下神職が前後につき従う。
これが平安神宮の祭礼「時代祭」 の核なのである。
西暦794年、京に都が移り桓武天皇の御代となり、孝明天皇までの時代装束などの行列は、市民の祝うつけ祭りなのである。
祭りの本質を知って、明日からの京都の活性のエネルギーとしてほしいものだ。
楽しむのは大いに結構だが、仮装パレードのイベントではないのであるから。
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