異界への誘い 冥土へ通ずる伝説の井戸
あの世とこの世の分岐点「六道の辻」に佇む六道珍皇寺は、お盆の精霊迎え「六道まいり」で知られる平安時代創建の古刹。
薬師堂には本尊・薬師如来坐像(重文)、閻魔堂(えんまどう)には気迫に満ちた閻魔大王像と小野篁(おののたかむら)像が安置されています。
平安期の官僚・小野篁は、閻魔庁の役人でもあったという奇怪な伝説があり、冥界への行き来に使ったという「冥土通いの井戸」が庭に残っています。
今回は、新たに発見された「黄泉(よみ)がえりの井戸」と、地獄絵「熊野観心十界図(くまのかんじんじっかいず)」や「幽霊画」などの寺宝も特別公開されます。
☆★☆★ 第38回 京の夏の旅文化財特別公開 六道珍皇寺 ☆★☆★
■開催日時:2013/7/13 ~9/30 10:00~16:00(受付終了)
8/1(木)~19日(月)は拝観休止
■開催場所:六道珍皇寺
京都市東山区松原通東大路西入ル
■拝 観 料 :大人600円 小学生300円
■お問合せ:075-752-7070