居酒屋おにかい
煮野菜出汁の最有効活用形は
たまらない名物、大鍋だし中華。
1.特注大鍋から正にその煮野菜の濃縮エキスが採り出される。2.新鮮な生野菜、キャベツや壬生菜やもやしが投げ込まれる。3.生姜ゴマ油少々、メンマに温泉卵がトッピング。4.白ゴマと七味で完成!
向日市と長岡京市にまたがった家業「五十棲農園」の、地野菜をその息子がそれらの旨味を最大限に引き出すべく、煮野菜の居酒屋を繁盛させるのは至って簡単かつ自然な商業行為。で、カウンターの真ん前にある特注の大鍋で蓮根や玉ねぎ、トマトや蕪たちが、おでんのようにコトコトと何とも美味しそうに煮込まれているのだから、このエキスを店側がただで見過ごす筈がない。女性客も多く、彼女らの別腹にもケレン味なく入る一品として、生まれるべくして生まれた「大鍋だしで中華そば」の楽しみ方は、「最後に皆でシェアしろ!」だ。
■京都市中京区河原町通
四条上ル米屋町388 2F
075・223・5052
18:00〜翌1:00/木休