一瞬を永遠に変える Henri Cartier-Bresson展
☆★一瞬を永遠に変える Henri Cartier-Bresson展☆★
■開催日時:2013/3/26(火)~5/26(日)10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日/月曜日(4月29日、5月6日は開館)
■開催場所:何必館・京都現代美術館
京都市東山区祇園町北側271
■料 金:一般 1,000円 学生 800円
■お問合せ:075-525-1311
http://www.kahitsukan.or.jp/
アンリ・カルティエ=ブレッソン(1908-2004)は、20世紀写真における最も重要な写真家の一人です。
1952年の写真集『Image a la Sauvette(すり抜けていく映像)』はアメリカでThe Decisive Moment「決定的瞬間」と訳され、この言葉と共に作品は世界の写真家に大きな影響を与えました。
アメリカ、中国、インドなど世界各地を訪れたブレッソンは、小型カメラ『ライカ』によってロシアの解放やガンジーの死など歴史的な瞬間を撮影すると同時に、その土地に生きる人々の生活も撮影しました。
晩年のブレッソンと親交を深めてきた私は2002年に南仏プロヴァンス、セレステの別荘に招かれ、再会します。写真家でもあったマルティーヌ夫人の手料理を囲み、パリとは違うゆったりとした時間の中、93歳になっても現代写真に対する鋭い批評精神に衰えはなく、未来を眺望する強い眼差しに、心を打たれ深い感銘を受けました。
本展は、アンリ・カルティエ=ブレッソンのサイン入りオリジナルプリント約60点を展覧いたします。
一瞬を永遠に変えたブレッソンの作品を是非ご高覧ください。
何必館・京都現代美術館長 梶川芳友