【順延】三月三日は三十三間堂の春桃会
春桃会 順延
3月25(木)9時~16時(入場は15時30分まで)に千体仏国宝指定慶讃結願大法要として執行致します。
尚、「春桃会」限定授与の 桃守・桃みくじ(各500円) については3月3日(水)、3月25日(木)両日共に授与致します。
行事内容
・華道家元池坊次期家元 池坊専好師による献華(10時)
・池坊華道会による華展
・千手尊二十八部衆画像(絵仏師 國井道成師 作)開眼奉掛
・境内東庭整備完成披露(池泉回遊式庭園)
・茂山千五郎家による堂狂言の奉納(13時開演)
・東風壇の設置
「三」の重なる桃の節句に、三十三間堂の名に因んで始められた慶祝行事「三十三間堂の春桃会」が執り行われる。
この日は、無料開放された境内よりご本尊に繋がった「結縁綱参拝」や特設高檀より千体観音を遥拝する「東風檀参拝」が行える。
尚、10:00より華道池坊家元の桃一種「御池花」の献花法要が行われている。
また、3月3日限定の女性専用「桃のお守り」も授与され、境内に設けられたテントでは、特製雛うどんやお寿司の昼食も500円で用意されている。
春桃会の由来
三月三日は、陽数の「三」が重なり「おめでたい」とされる祝節 ”重陽 ”のひとつです。
いまは、「桃の節句・雛祭り」が全国的な習俗ですが、古来から「上巳」と呼ばれみそぎをして邪気厄災を払う ”斎日”とされていました。
この日に用いられる「桃」は〈鬼怖木〉と呼ばれて ”悪災を除く仙果・聖樹 ”とされ、その実を食べるだけでなく、枝を軒先に刺して「厄除け」にしたり、花を酒水に浮かべて飲めば無病息災を得るという習俗もあります。
三十三間堂も「三」が重なることから、この祝節に因んで ”桃の法会 “を行い、広く皆様に開放して参詣各位の無事息災を祈ることと致しました。
~三十三間堂の説明書~
三十三間堂 春桃会(しゅんとうえ)
■開催日時:2021/3/25(例年は、3月3日)
9:00-15:30受付終了 (16:00閉門)
■開催場所:三十三間堂
京都市東山区三十三間堂廻町657
■拝 観 料:無料
■お問合せ:075-561-0467
■URL : http://sanjusangendo.jp/h_2.html#ivent3