栖鳳の時代～匂いまで描く
本展では、匂いや音・湿気までもが感じられると言われ、一世を風靡した栖鳳の動物画と風景画の大作をはじめ、師匠の幸野楳嶺（1844-1895）や四天王と称された同輩たち、個性豊かな教え子らの作品もご紹介します。かつてアトリエがあったここ嵐山で、栖鳳たちが駆け抜けた時代の息吹を感じて頂ければ幸いです。
第1章（1Fギャラリー）／京都画壇の革新
竹内栖鳳（1864-1942）
伝統文化を千年以上に渡って育んできた街・京都が生んだ日本画の天才です。
主流であった四条派の絵を学びました。その後、円山派や狩野派、南画など他の伝統的な画風をも身につけ、さらにはターナーやコローなど、当時最新の西洋画や写真の要素までも貪欲に取り入れます。
また栖鳳が目指したのは、「省筆」という描き方。それは対象の全てを丹念に写し取るのではなく、選び抜かれた筆の跡のみ画面に残すというもの。画面上にとられた余白は人々の想像力に訴えかけ、栖鳳が生涯愛した俳句の世界に通じるものがありました
伝統文化を千年以上に渡って育んできた街・京都が生んだ日本画の天才です。
主流であった四条派の絵を学びました。その後、円山派や狩野派、南画など他の伝統的な画風をも身につけ、さらにはターナーやコローなど、当時最新の西洋画や写真の要素までも貪欲に取り入れます。
また栖鳳が目指したのは、「省筆」という描き方。それは対象の全てを丹念に写し取るのではなく、選び抜かれた筆の跡のみ画面に残すというもの。画面上にとられた余白は人々の想像力に訴えかけ、栖鳳が生涯愛した俳句の世界に通じるものがありました
第2章（2Fギャラリー） ／憧れの栖鳳先生
第3章（2Fパノラマギャラリー） ／青の部屋
※1/30から開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期を変更しております。
- 栖鳳の時代 ～匂いまで描く
- 日時
- 3月8日（月）～4月11日（日）
午前10時～午後5時（入館は午後4時半まで）
休館日 火曜日、ただし2月23日（火・祝）は開館し、翌24日（水）休館。 - 場所
- 福田美術館
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16 - 料金
- 一般・大学生1,300（1,200）円
- 問い合わせ
- 075-863-0606
- 参照web
- https://fukuda-art-museum.jp/
