涌出宮の居籠祭(いごもりまつり)
居籠祭はその年1年の稲作の豊作を予祝する農耕儀礼として、毎年2月中旬に涌出宮でおこなわれます。
居籠祭は南山城地方最古の祭りとして知られ、この祭りを含む宮座行事が国の重要無形民俗文化財に指定されています。
「居籠る」とは外出を慎み、心身を清める意味で、かつて、村人たちは居籠祭神事の間は、家に居籠って一切音を立てなかったといわれています。この祭りは室町時代中期の農耕儀礼やお田植え行事をよく伝承しているものとして、民俗学的に多くの研究者の注目を集めています。
一日目境内で厳寒の夜空を焦がす大松明が燃やされる。(19時30分~)
二日目御神酒だし、御膳だし、御田植えなどの室町期の農耕儀礼の豊作祈願祭が古式豊かに行われる。(14時頃~16時30分)
- いごもり祭
- (居籠祭)
- 日時
- 2. 20(土)~2. 21(日)
- 場所
- 涌出宮(和伎座天乃夫岐賣神社)
木津川市山城町平尾里屋敷69-1
R棚倉駅すぐ。 - 問い合わせ
- 0774-86-2639
- 参照web
- http://www.0774.or.jp/temple/wakidenomiya.html