雛人形とひいなの調度 / 象彦美術館
昨年に引き続き、当主西村家で代々受け継がれてきた江戸から大正期にかけての雛人形と、
手のひらにおさまるほどの大きさの美しいギヤマンや染付けの器、楽器や日々の生活用具をはじめとした、ミニチュアの雛道具が展示されています。
また、新たに優美な意匠として人気の高い“貝合せ高杯”や、
“竹林蒔絵婚礼調度揃”より貝桶一対など、雛祭に飾って愛でたい漆の逸品も合わせて紹介されています。
写真は、庶民の生活道具のミニチュアの一部分です。
どれも本当に可愛らしく、特に女性の方は子供の頃に遊んだ小さな人形遊びの小物を思い出される方も多いのではないでしょうか。
昔から伝わる愛らしい雛の装いと、精巧な職人の技による、その雅で美しい世界観をご覧いただけましたら幸いです。多くの皆様のご来場をお待ちしています。
流石といわせる手技の粋、
親指の先ほどの小さな雛道具にも精緻な蒔絵が施され、
細かな細工の妙に唸らされます。
館内での漆器の技にも目を奪われ、出かけて良かったと感じられることでしょう。
岡崎公園散策とあわせてお楽しみください。
■開催日時:2013/2/2 ~ 4/2 10:00~17:00
休館日:水曜日(祝祭日の場合は開館・翌日休館)
■開催場所:象彦漆美術館
京都府京都市左京区岡崎最勝寺町10
■入 場 料:一般:300円 中学生以下無料
■お問合せ:075-752-7790
http://www.zohiko.co.jp/museum/