丑づくし─干支を愛でる─
新年は博物館へ
京博の新春イベント
牛(丑)と人類のつき合いは古く、約1万年前から犬・ 山羊・羊・豚に次いで家畜化されました。古代中国の 漢代では富の象徴として表現され、古代東アジアでは 十二支の一つになります。
日本には古墳時代に伝来し、牛耕や運搬などが本格 化した平安時代には神の使者や乗り物としても表現 されます。中世には農村風景の一部となり、神仏とも 結びついて庶民にも信仰が拡がりました。
一方、古代・中世の禅宗では、悟りの世界を象徴する 存在として描かれ、江戸時代以降には溢れる生命力な どの表現も生まれました。
- 丑づくし─干支を愛でる─
- 日時
- 2020(令和2)年12月19日(土) ~ 2021(令和3)年1月31日(日)
月曜日(※2021年1月11日(月・祝)は開館)、2020年12月29日(火)~2021年1月1日(金・祝)、2021年1月12日(火) - 場所
- 京都国立博物館 平成知新館1F-2
京都市東山区茶屋町527 - 観覧料
- 一般 700円
大学生 350円 - 問い合わせ
- 075-525-2473
- 参照web
- https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/ushi_2021.html