京都三大漬物「すぐき漬」の季節
「すぐき漬」がお店に並ぶ季節
味わい深い酸味と爽快な歯ごたえを
「すぐき」はかぶらの一種で、千枚漬、しば漬けと並んで京都三大漬物と呼ばれてる。
乳酸菌が作りあげる、ホンマもんのすぐき漬け。
京都を代表する漬物のひとつである北区上賀茂地域の特産「すぐき漬」は、江戸時代からの長い歴史を持ち、乳酸菌による独特の風味で知られる。
一説では、上賀茂神社の神官が賀茂川の河原に自生していたすぐきを持ち帰り、上賀茂神社の境内で栽培したのが発祥とされている。
原料となるすぐきの生産から漬物加工までを全て農家の手で行うのが特徴で、収穫から加工の時期を終え、店先に並ぶ時期となった。
すぐき漬の原料はすぐきと塩のみ。すぐきの表面を削る「面取り」や「荒漬け」,「本漬け」の工程の後,室(むろ)に入れて乳酸発酵を促し,約3~4週間ほどで「すぐき漬」ができあがる。
植物性乳酸菌の『ラブレ菌』は「すぐき漬け」から発見され乳酸発酵による自然漬物は、健康志向の強い層の支持を得ている。
【コラム】上賀茂すぐきの秘められた効用
京漬物 / すぐき by 五所光一郎
http://kyoto-brand.com/read_column.php?cid=5010
すぐきの名店
京都なり田
上賀茂本店
京都市北区上賀茂山本町35番地
tel 075-721-1567
京都高島屋店/JR京都伊勢丹店
http://www.suguki-narita.com/suguki.html
志ば久
京都市左京区大原勝林院町58
tel 075-744-4893
http://www.shibakyu.jp/
賀茂のすぐき販売所
京都市上京区今出川通御前西入ル紙屋川町1015-3
tel 075-366-3213
http://www.suguki.jp/
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