もちをもちあげる
毎年2月23日に行われる京都・醍醐寺
「五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)」
「五大力尊仁王会」とは「五大力さん」の名で親しまれ、不動明王など五大明王(ごだいみょうおう)の力を授かり、国の平和、国民の幸福などを願う行事。1,100年以上の歴史があり、「餅上げ力奉納」では、女性用・約90kg、男性用・約150kgの巨大な鏡餅をどれだけ長く持っていられるかを競うとともに、その力を五大明王に奉納し、無病息災や身体堅固を祈るという。
これまでの最長記録は、女性が10分オーバー、男性が5分オーバーがあたりようだ。
女性では0.1秒で優勝という年もあり、五大力さんもその時々の調子によるようだ。
早めにその実物大をみたいなら、2月12日~19日に京橋駅構内(大阪府大阪市)に重さ約150kgの大鏡餅が展示される。
大鏡餅は、「五大力尊仁王会」の際に無病息災・身体堅固を願って行われる行事「餅上げ力奉納(もちあげちからほうのう)」で、力自慢の参加者が持ち上げるものと同様の餅。大阪で大鏡餅の展示を行うのは同社が唯一で、大阪方面の利用客に向けて「五大力さん」として親しまれる沿線行事をPRする。
「展示初日の2月12日には、醍醐寺から僧侶を招いて「入魂式」を実施。ほら貝の音を響かせながら、人々の幸福を願い、大鏡餅に魂を込め入れる。
また、同じく展示初日に限り、入魂後の大鏡餅に実際に触れることも可能で、感触を直に確かめられる「展示餅体験企画」を行うという。
大鏡餅展示の概要
【日 時】 平成26年2月12日~19日
※醍醐寺の僧侶による入魂式は2月12日 午後1時から
※最終日の展示は午前11時まで
【場 所】 京阪電車 京橋駅構内 (中央改札口付近・ホテル京阪京橋前)
【内 容】 京都・醍醐寺「五大力尊仁王会」の「餅上げ力奉納」で知られる大鏡餅(男性用)を、京阪電車 京橋駅構内のブースで展示。
■大鏡餅
・重 量:約150kg
・下の餅:直径 約80cm
・上の餅:直径 約50cm
日々の祈りで国を守り、家を助く
五大力尊仁王会の全貌はコラムをご覧下さい。
http://kyoto-brand.com/read_column.php?cid=5221
京のお札 五大力さん by 五所光一郎
総本山 醍醐寺
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