中止【秋の公開】壬生さんのカンデンデン
コロナの為に、残念ながら中止
「壬生さんのカンデンデン」と、京の庶民大衆に親しまれてきた当寺の壬生狂言は、700年もの永い伝統を持つ。
昭和51年に京都府下では最初に国の重要無形民俗文化財に指定された。
昭和49年に103年ぶりに復活した秋の公開が、毎年3日間にわたり続く。
壬生狂言
壬生狂言を正しくは「壬生大念佛狂言」と言い「壬生さんのカンデンデン」という愛称と共に、古来から京の庶民大衆に親しまれてきました。この壬生狂言は今から700年前の鎌倉時代、壬生寺を大いに興隆した円覚上人(1223~1311)が始めたものです。
壬生狂言のはじまり
当時、円覚(えんがく)上人(しょうにん)の教えを来聴する大衆が数十万人にも及んだので、人々は上人を「十万(じゅうまん)上人(しょうにん)」と呼んでいました。
上人は、正安2年(1300)、壬生寺において「大念佛会(だいねんぶつえ)」という法会を行いました。この時に上人は、拡声器とてない昔、群衆を前にして最もわかりやすい方法で仏の教えを説こうとしました。
そして、身ぶり手ぶりのパントマイム(無言劇)に仕組んだ持斎融通(じさいゆうづう)念佛を考えついたのです。これが壬生狂言の始まりと伝えられています。
壬生大念佛講 講長 松浦俊海
関連エッセイ
斎戒謹慎、ネットを捨て街に出よう
春の六斎念仏 by 五所光一郎
http://kyoto-brand.com/read_column.php?cid=5309
壬生狂言 演目
10月12日 (土曜) |
10月13日 (日曜) |
10月14日 (祝日) |
---|---|---|
1炮烙割 | 1炮烙割 | 1炮烙割 |
2土蜘蛛 | 2土蜘蛛 | 2紅葉狩 |
3花折 | 3愛宕詣 | 3桶取 |
4堀川御所 | 4鵺 | 4玉藻前 |
5羅生門 | 5餓鬼角力 | 5熊坂 |
6棒振 | 6棒振 | 6棒振 |
- 壬生狂言 秋の公開
- 2019年の実績
- 日時
- 2019/10/12~10/14
開場12:30 開演13:00~17:30 - 場所
- 壬生寺 重要文化財 大念仏堂(狂言舞台)
京都市中京区坊城仏光寺北入る - 料金
- 大人1000円 中学・高校生500円
満席約400席 - 問い合わせ
- 075-841-3381
- 参照web
- http://www.mibudera.com/