キスリング展エコール・ド・パリの巨匠
キスリングは、19歳の時、ポーランドの古都クラクフから、印象派やセザンヌに憧れ芸術の都パリへ出た。
キュビスムやフォーヴィスムなどの新しい絵画運動に触れ、モンマルトルやモンパルナスの地でピカソ、モディリアーニ、藤田嗣治ら多くの芸術家たちと出会い交友を深めます。
活動初期の作品には彼らの影響を受けたキュビスム的な作風が見られますが、現実から離れた前衛表現にはなじまず、とりわけ人物表現ではレアリスムに裏打ちされた個性的な作風を築き、風景や静物画においても独自のスタイルを切り拓いていきます。
キスリングの滑らかな画肌、豊かな色彩を駆使したメランコリックな絵画は広く人気を博し、1920~30年代のパリで「モンパルナスのプリンス」と呼ばれ、時代の寵児となりました。
本展では、初期から晩年までの肖像、花、静物などの様々な主題の作品を、海外の美術館をはじめ国内の美術館や個人コレクションから紹介し、その画業を辿ります。
出品作品数:約50点
- キスリング展 エコール・ド・パリの巨匠
- 日時
- 9月12日(土)~10月25日(日)
10:00~20:00 - 場所
- 美術館「えき」KYOTO
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
ジェイアール京都伊勢丹7階 - 問い合わせ
- 075-352-1111
- 参照web
- http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/