中華書道名家・龔鵬程個展
龔鵬程基金会(台湾彰化市、代表:魏銘祐)は、展覧会「天垂象」を8月18日(火)~23日(日)まで京都・京都文化博物館別館ホールにて開催致します。
今回の「天垂象~中華書道名家・キョウ鵬程個展~」はキョウ鵬程の書道作品が持つ特色や理念を通じて中国書法文化を日本の方々に触れていただくことを第一の目的としております。さらに日本と中華書法の交流の促進に繋がればと考えております。中国書法にご興味のある一般の方々から日本の書道家の方々まで、幅広く楽しんでいただける展覧会になることを目指しております。
「天垂象」とは、『易経』繋辞上伝に「天垂象, 見吉凶, 聖人象之」(天、象を垂れ、吉凶を見す。聖人これに象る)とあり、これは「天の千変万化は世の中の吉凶禍福を示し、聖人は天の道理に従い、自身の品行を以って民衆を教化する」という意味です。
簡単に言いますと「天垂象」は、「天の示す人間の景象は大自然の景象である」と意味となります。
龔鵬程(キョウ・ホウテイ)
※「キョウ鵬程」(キョウ・ホウテイ)の「キョウ」の字は「龍」+「共」。
現・北京大学中国語学部教授、博士課程担任、了如指掌書院院長。
1956年台北生まれ、文学歴史、国学者。中国伝統文化に精通し、“文人書法”を提唱。台北、杭州、南昌、パリ等の各地において様々なテーマの書道展を開催。また、儒家思想の普及や復興にも積極的に取り組み、中国では“現代の孔子・孟子”と称されている。現在まで多くの著作や研究実績を持ち、台湾では淡江大学文学院院長、南華大学、仏光大学校長を歴任し、2004年から中国において山東大学、清華大学、北京大学で教鞭を執っている。
- 天垂象
- 日時
- 2020年8月18日~23日
10時~16時 (23日は10~12時まで) - 場所
- 京都文化博物館別館ホール
京都市中京区高倉通三条上ル東片町623-1 - 料金
- 無料
- 主催/問い合わせ
- キョウ鵬程基金会
c0024@hotmail.com