ウィズ・コロナ時代に生み出される表現ー 菊池和晃・黒川岳・柳瀬安里
自分の身体を通して世界とのコミュニケーションを試みる3人の作家による展覧会
本展は、その期待を共有できる場にしたいと考えています。出展作家の3名は、自分の身体を通して世界とのコミュニケーションをはかりながら、作品を生み出すことを試みています。そこから発せられる生命力には、ある種の希望や気づきが内包されています。正直に、自分の気持ちや気づいてしまった違和感に向き合うことは、表現をする人にとっては特に重要なプロセスだと考えています。しかし実際には、自分の内面を見つめ、表現を通して社会との接点を探ろうとするとき、思った以上の痛みや恐怖が伴います。そこに真摯に向き合おうとしているという点で、彼らの作品には、大きな本質的な魅力があるのではないかと感じています。
不安定でありながら、大きな転換期でもあるウィズ・コロナ時代にあって、自分自身の肉体をもって解を探ろうとする彼らの行為とそこから生まれる表現、向かう視線の先を探りたいと思います。
展覧会「ニューミューテーション#3
☆★☆★ 菊池和晃・黒川岳・柳瀬安里 ☆★☆★
■開催日時:2020/7/11~8/30 10:00~20:00
■休廊日:8/14(金)、8/15(土)
■開催場所:京都芸術センター ギャラリー北・南、講堂他
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
■入 館 料:無料
■お問合せ:公益財団法人京都市芸術文化協会 075-213-1003
■URL :https://www.kyoto-ikebana-presentation.net/