カンジ・ムジカ
「見ること」「聞くこと」を通して漢字を感じるアートな企画展です。 言葉が生まれた背景やその未来に思いを馳せながら、日本の自然環境の中で育まれてきた言葉に内在する音や文字について、若手クリエイターと関西の美術学生との共同制作によってその感覚をアートを軸に表現。
志人(詩人/作詩家)
【展示1】 音郷響門閃闇立日 -なにゆえの あいうえお ことばは どこから? 文字のない時代に人類が命を営む上で取り巻く自然の姿や遍く音に触れる原始的体験を通し、私たち人類が言葉(ことば)を他者へ伝える口承手段・芸術、そして書く(描く)行為により伝達方法を見出した瞬間を表現した体感型展示です。言葉はどこから来たのか? 果ては音はどこから湧き出たのか? その途方もない問いに対し、ひとひらの閃きを拾う旅への誘い。門に人が入り、音に触れ、閃き、闇の中で見つけた文字星の光とは如何に?
山崎阿弥(声のアーティスト/美術家
【展示2】声/千闇千刻の光
これらのかなのいみがわかるとき\それをたすけているのがかんじです/かんじはことばにきめとおくゆきをあたえます/ことばがぞうをむすぶとき\かんじはそれによりそい\あなたのこころやしこうがおこるばしょをゆびさす ―このさくひんは\きざまれたいくせんのせんがつくるやみから\いっぽんのいとをひきあげるように\いみのあるむすびめをあなたがみいだすけいけん/そのとき\かんじのおとは\あなたとわたしのこえでさいせいされ\あなたのなかであたらしくぞうをむすぶでしょう/
☆★☆ カンジ・ムジカ☆★☆
~春と愛と漢字に溺れる、音とアートの企画展~
■開催日時:2020/01/10 ~ 04/05 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)3/30は開館
■開催場所:漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)
〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側551番地 (京都市元弥栄中学校跡地)
■料 金:大人:800円 大学生・高校生:500円 小中学生:300円
■お問合せ:075-757-8686
■U R L:https://www.kanjimuseum.kyoto/kikakutenji/detail/200110.html